命令


輝け

わたしは命令した

あなたは言った

「嫌です」

どうして?

わたしはすかさず尋ねた

嫌なものは嫌だとかいう答えが返って来た

もう一度だけ言う

輝け

いやだ

はっきり言われた

わたしは溜息をついた

はあ

じゃあもう輝かなくていいよ

次の瞬間そいつは視界の隅で輝き始めた

なるほど射殺したい


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