91枚目 「銀の玉座と紅蓮の茶」


 資料室の扉仕掛けも素晴らしいものだったが、王様の部屋に繋がる扉も中々の代物である。

 大きさは資料室のそれに劣るにしても、高い天井に大きい扉の組み合わせは迫力があった。


「……」


 がしかし。現在のラエルには、普段なら気になるあれこれを考えている余裕がなかった。


「ラエルちゃんラエルちゃん」

「な、何ですか」

「大丈夫かその口調……まあ一応、王様相手だからさ。粗相がないようにな?」

「分かってるわよ……首が落ちたら拾ってくれるかしら?」

「怖えこと言うなよ」


 アネモネは苦笑して、前置くことなく目の前の扉のドアノッカーを鳴らす。


「はい。どうぞ」


 返答が帰って来た。アネモネの背筋が伸びる。


 ……重々しい扉が開かれる。

 目に飛び込んできたのは、ラエルの知らない世界だった。


 織り目が美しい赤い絨毯が入り口から玉座まで続いている。


 壁にはシンプルかつ職人技が光る装飾。玄関より一段と高い天井には黄色い硝子が網目のようにはめ込まれ、空から取り込まれた光がシャンデリアの反射鏡で拡散。回廊と同じであるはずの灰色の石壁は白銀に輝いているようにすら見えた。


 アネモネの斜め後ろについて、ラエルは戸惑いながら足を踏み入れる。

 赤の絨毯の上には、先客が待っていた。


「ヘッジホッグさん」

「おっ、来た来た」


 少年は少女の姿を確認すると鼠顔を外し、胸元に抱えた。

 アネモネはラエルを残して退却したようだ。重厚な扉が、音を立てて閉じられる。


「ここまで来るの大変だったでしょ」

「ええ。……何があったの? 四棟の一階に人が集まっていたけれど」


 ハーミットはラエルの言葉に目を丸くしたが、それから笑顔になった。

 久々に見る琥珀の輝きである。思わず目が眩んだが意図的にやっているのだろうか? ここの所この少年は、誤魔化すそぶりを隠しもしない!


(しかも、なんでちょっと嬉しそうなのよ)


 微笑む金髪少年の顔の良さに目をやられそうになりながら、赤い絨毯の先を目にする。


 銀細工の玉座だ。


 背もたれが長い鳥の首と翼の形で作られている。

 一人の人間が腰かけるには、やけに巨大で絢爛な椅子である。


 しかし。鎮座するべきであろう、やんごとなきお方は見当たらない。


「……王様、はどちらに?」

「ああ。今は席を外してるけど、すぐ戻って来るよ」

「?」


 振り返るも玉座にはやはり誰の姿もない。

 ラエルが首を傾げていると、奥の部屋から誰かがやってくるのが分かった。


 黒いシャツに黒い手袋。青紫の黒髪は短く切り揃えられ、コバルトの目はこちらに向かない。

 姿は男の子だ。頭の右上あたりに玩具のような銀色の王冠がついていた。


 ――見覚えがありすぎて困るのはラエルの方だった。


 彼はあろうことか台車を引きながら現れる。


 右手にカップ、左手にポッドを持って、その辺に設置された木のラウンドテーブルの上に並べていく。用意されたテーブルクロスは鮮やかな赤色だった。


 紅蓮を思わせる、血のような深い赤。


「……彼が王様? え? なんだかお茶を淹れてるように見えるのだけど……」

「そうだよ」


 ハーミットはさらりと肯定する。


「因みに、君には王様がどう見えてるんだ?」

「あ、貴方と同じぐらいの黒髪の男の子……」

「へぇ、俺と同じか。珍しい」


(珍しい?)


「やあやあ! 来てくれたんだね歓迎するよ!」


 お茶の用意ができたのか、椅子を用意した王様が胸を張っている。

 前夜のような鋭い空気を感じさせないその様子は、見た目通り子どもそのものであった。


「まずは席に着くと良い。私はこれでも長生きでねぇ、お茶の入れ方だけは人一倍上手い自信があるのだよ! 遠慮せずにぐいっと! ぐいーっと飲んでいくといい!」

「……ヘッジホッグさん、私とても重要な用事を思い出したの。どうにか解放して頂けないかしら」

「その選択枝はないかなぁ。次からはもう少しできた嘘を吐こうねイゥルポテーさん」

「くっ……!」


 王様。

 つまり相手は過去の戦争で魔王・・と呼ばれた人間である。


 血の如く赤いお茶が、グラスに注がれる。どうやらポッドから器に移るまでの間に冷やしているらしい。器用に魔術を扱う王様だった。


「さて。全員が揃ったところでまずは礼をしておこう。ラエル・イゥルポテー君。君を含めた多くの者の働きで、この浮島は未曽有の危機から脱することができた。心から感謝するよ」

「め、滅相も無いわ。ここの人たちなら、私が居なくても大丈夫だったでしょう。私の方こそ、昨夜は貴方に迷惑をかけてしまったし……」

「ははは。仕方がないことだとも。浮島でも私に直接会う者は限られるからね。認知度が足りなかったことに凹んだりなどしていないさ。うむ」

「いえ、それもあるけれど……あの男を捕まえるどころか逃がしてしまったわ」


 出されたお茶を飲むこともできないままラエルは言葉を返した。ハーミットはというと、ぐびぐび仰ぐように飲んでいる。空気を読む気が無いらしい。


 対称的な二人の反応を見て、王様は楽し気に笑う。


「いやいや、早々にあの術者が退却してくれたことで助かったこともあるのだよ。彼らがこの浮島に付与した術式は大きく三つだ。時間を局地的に停止させる『時箱クロノス・アーク』。触媒をもって死霊兵を召喚、使役する死霊術『這い出す骨ボーン・ボーン』。そして、この浮島を浮き上がらせている『気球式バルーン』を妨害する術式」

「彼は浮島ごと落とそうとしていたってこと……?」

「そうだ。もし彼の計画通りにことが進んでいれば――住民は死に絶えていた」


 そうなれば近くにある第三大陸にも被害があっただろう。

 言いながら、焼き菓子を広げて摘まむ王様。口の中には一度に三枚分のカロリーが放り込まれる。


「それに、浮島の者たちと共に修繕作業や骨拾いをしてくれたそうじゃないか。人手が足りないところを助けてくれて感謝したいと、そこの針鼠からも申し出があったところだよ」

「……」


 ラエルは、夜が明ける前にハーミットたちと手分けして骸骨兵の骨を集め、二棟にある教会に納骨したことを思い出す。


 あの時襲い掛かって来た骨たちが一体誰なのか。

 鑑定の後、彼らは家族の元へ帰るのだそうだ。


「まいほおもうへどひみもひみへほのふひはほへー」

「口に入れたまま会話に参加しないでくれ、王様。……というか物好きってなんだ。死者を弔おうとするのがそんなにおかしいのか」

「んきゅごっくん。死者は既に生者ではない。私は生きている者までしか面倒を見る事ができないものだからさ」


 口元を一度拭いて、さらに菓子を摘まもうとする黒手袋を少年が制する。


「食べる前に話をしてくれ。王様――俺も、どうしてここに彼女が呼ばれたのかが知りたい」

「……そうだね。それでは用件を済ませてしまおうか?」

「えっ」


 ようやく赤いお茶に手を出そうとした黒髪の少女は肩を震わせて硬直した。

 恐怖が感じられない体質とはいえ、ひしひしと伝わってくる強者のオーラに押されていた彼女はこの場の空気に溶け込もうと画策すらしていたのだが、悟られたらしい。


 無言のまま話し合いの場の空気から逃れようというのは、少々浅はかであった。

 ラエルは紅茶にかけた手を戻し、膝の上に乗せる。


「私は、君に褒美を取らせたいと考えている」

「……は、はぁ。褒美……」

「そうだとも。死ぬまで溺れていられる財宝でも、ずっと仕事をせずに遊んで暮らせる環境でも。それとも魔術の研究がしたいかな? どのような要求であっても叶えて見せよう!」

「……あー」


 金髪少年は何かを察したのか、眉間を指で抑えた。


「いいわ。ヘッジホッグさん、受け取れるものは頂きます」


 ラエルは口をつけそびれたカップを戻すと、膝を揃えて魔王に向き直る。


「どんな要求でも、って言ったわね?」

「ああ」

「じゃあ、感情欠損ハートロスの治し方を教えて頂戴」


 空気が凍り付いた。

 冗談ではなく、物理的に。ダイヤモンドダストが生まれたのだ。


「さむっ!? 動揺し過ぎだよ王様!!」

「はっ。失礼した」


 空気中の氷が六角形から粒に戻り、白い靄になって消えていく。


「げふんっ……感情欠損ハートロスの治療法は、現在研究中なのだよお嬢さん。まさか知らない訳じゃあないだろう?」

「……私ね。嘘をつく人が嫌いなのよ。できない約束をしようとする相手に、礼節をもって対応することも凄く苦手なの。だからお願いします。無責任に『なんでも』なんて言わないで。信じられなくなるから」

「それは。その、失礼した」


 しどろもどろに「おかしいなあ、普通は……」とぶつくさ言い始める。

 コバルトの目が、上目遣いにラエルの紫目を捉えた。


「君は、自分を一人を優先しようとは考えないのだね?」

「?」

「確かに私の質問内容は悪かった。だが、願いを乞うということは、普通自分に利益があるものを優先的に選ぶもの。第一に己の利益を優先するものだよ。普通はね」

「……私を試したの?」

「いいや。できる願いなら叶えようと思っていたさ。だが、この先の話をしようとは考えていなかった」


 王様は呟いて、真っ赤なお茶を口に含むと飲み込んだ。


「いやしかし。私相手に『嫌いになる』とは……仮にも人族の台詞には聞こえなかったな。君は私のことを憎んでいないのかい? 彼の国に出兵させたのはこの私だぞ?」

「今と昔を、混ぜて考える気はないわ」


 黒髪の少女は膝の上で指を組む。


「目下、私の恨み辛みは私と私の家族を追い込んだ存在に向けられているから――大切な友達がいるこの浮島を、今更恨んだり憎んだりするのは難しいのよ」

「成程。合点がいったよ……そういう事情だったのだね?」


 ぐりん。と、王様の黒い頭が金髪少年の方へ向けられる。

 対するハーミットは含んでいたお茶を吹き出しそうになって噎せた。


「な、なに王様。その生温かい眼差しは」

「はははははー。いやはや、『強欲』にも人の心が残っていたと思うと嬉しくてね!」

「俺を何だと思ってたんだ貴方は」

「人の皮を被った人でなし」

「いつにもまして酷くないかそれ」


 けほん、と気管に入りかけたお茶と戦いながらカップを置く金髪少年。

 王様は王様らしくふんぞり返ると、白い肌によく映える青い瞳をラエルに向けた。


「ラエル・イゥルポテー君。これは、提案なのだが」

「?」

「私の元で働くつもりは無いかい?」


 黒髪の少女はカップの中身をテーブルクロスにぶちまけた。


 二度もお茶を飲みそびれた少女は、持っていたハンカチで応急手当てしながら眉をひそめて器用に笑う。


「丁重にお断りさせていただきます……!!」

「えー、今時珍しい終身雇用なのに食いつかないのかい?」


 ラエルは仰け反る。甘美な雇用条件に判断が揺らいだのである。


「……正直喉から手が出る程なのだけどお断りするわ……っ!」

「そう嫌がられると欲しくなるのが魔族心なのだよねぇ。一応、理由を聞かせて頂いてもいいかな?」

「……私、死ぬまで浮島に留まる予定はないの」

「そうなのか、それは残念だ。私が君に頼もうとしている仕事は第三大陸の情勢調査なのだが――」

「受けます」


 手のひらが一回転する勢いで返された。ぐるんぐるんである。

 先程断ったことなど、少女の記憶にはもうない。


 金髪少年はカップを取り落として放心していたが、王様の怪しい笑顔を目に復帰する。


「イゥルポテーさん!? いくら何でも早計すぎないかなあ!?」

「このチャンスを逃したらいつ降りられるか分かったもんじゃあないわそもそも貴方に私を引き留める理由があって!?」

「句読点!!」

「はっはっは。まあそう急かないでくれたまえ。ほら、この書類にサインを」

「王様も悪乗りしない――ってもう書いてるぅ!! 読んだ!?」

「ちゃんと読んだわよ」


 黒髪の少女はいって、指の腹を噛み切る。溢れた血漿を書類に落とす。


 『契約アグリィメント』の魔術が締結され、用紙の上に土魔法の黄色が踊る。できあがった契約紙は王様の手元に戻っていった。


 内容を確認して満足そうに頷く王様。


「即断即決。恐ろしい決断力だね、とんとん拍子で助かると言えばそうなんだが」

「悩んでもどうしようもないでしょう。仕事がなくなったのもそうだし、この機会を逃せば次に降りられるのが何時になるのかも分からないわ」

「ああ。先に断わっておくが、プライベートと仕事は両立してくれたまえよ」

「ええ。やるからにはそうさせてもらいます、けど――調査官補佐って、具体的に何をする仕事なの」

「……ん?」


 顔を覆って見ていられないと天井を仰いでいた金髪少年は疑問の声を上げる。

 王様は依然、えくぼの可愛い笑みを絶やさずにいた。


「調査官補佐?」

「ええ、調査官補佐。仕事内容は第三大陸の町村の情勢調査だけれど、役職名が調査官補佐だったわ」

「……………………王様?」

「昨夜君が言っただろう? 第三大陸の調査にが欲しいと」


 その時、ハーミットは全てを理解した。


 「ラエル・イゥルポテーが烈火隊の朝練に参加しても咎められなかった理由」も、「ラエル・イゥルポテーがモスリーキッチンに受かった理由」も、「ラエル・イゥルポテーがなぜ殺人容疑という名目で半ば時間稼ぎ的に浮島に引き留められていたのか」も、自身が一か月前に受けた新しい仕事の話が出た時「連れて行きたい助手はいるか」と問われた理由も――あらかた理解した。


 細かい事情はあるものの、その最終目的はただ一つ。

 新しい仕事をするハーミット・ヘッジホッグの隣にラエル・イゥルポテーという人材を配置する為の


「――ってことは最初からなのか!?」

「勿論! 浮島から君が彼女を連れ帰って来た時にはもう、決めていたさ!」

「え? 何の話?」

「君の直属の上司になるのは、そこに居る『彼』だということだよ」

「!!」


 慌てて振り向くと、そこには魂が抜けて真っ白に沈黙する少年だった何かが着席していた。


「…………」

「ヘッジホッグさん? あの、ちょっと……気絶してる?」

「ははは、放っておけばじきに戻って来るさ。私からの話は以上だ――ああ。因みにだが。本当に褒美は必要ないのかい?」


 気絶した金髪少年を椅子から落ちないように支えた少女に、子ども姿の王様は問う。

 ラエルは少し考えた。顔を上げる。


「……そうね。お仕事を始める前に、三日程度お休みをいただけるかしら。お世話になった人に話をしないといけないし、旅になるのなら装備を揃えたいわ」

「他にはないのかね?」

「無いけれど」

「……恐ろしいほどに無欲だな君は」

「まさか。恐怖は分からないけれど、人より欲深いつもりよ。私」


 頬杖をついた王様と気を失った少年を置いて、黒髪の少女は絢爛な部屋を後にする。


「では、望みが生まれたら言うと良い。私は何時までも待つことにするよ」


 そんな王様の声を、鼓膜に刻んで。







「そうは言いつつ、本当の事情を口にしないのが『暴食』らしいというか」


 気絶のフリをしていた金髪少年は姿勢を正して王に向き直る。

 闇に似た星空が琥珀と交差した。


「……痣持ちと分かったからには、彼女のことを殺すつもりだと思ってたよ。おかげで妙な気を張る羽目になった」

「私がそんなことを君にさせるとでも?」

「実際させようとしたじゃないか。鼠の巣にある来客用カップの縁に毒を塗ってくれたりしちゃってさ――カルツェが気づかなきゃ俺にも分からなかったよ? 直ぐに無毒化したけどさ」


 まあ、それでも彼女は飲まなかっただろうけどね。

 嫌味を込めた言い方をするハーミットに、おどけた様子で答える王様。


「それはそうだ。存在を知ってしまったからには我々の目の届く位置に居て貰うか、早々に盤面から退場願いたいところだったとも」


 王は言い、新たに淹れ直した赤いそれを喉に流し込んだ。


「が、しかしだ。この時箱クロノス・アーク騒動での働きを見て、彼女は使える人材だと分かった。ならばいっそのこと仕事を与えた方が我々にとっても効率が良いのでは、と考えたのだよ。発想の転換という奴だ」

「その監視要員が俺、ってことだよね。……重々承知しているつもりだったけどさ、王様って自分の性格が悪いの、自覚してたりする?」

「はは。もし君が私を優しいと少しでも思うのなら、人族は何故私を『魔王』などと呼んだんだろうな」

「さあ。外の世界から来た俺は理由を知らないけど」


 ハーミットは赤いお茶を口に含み、嚥下する。薄い朱を引いたような唇に赤みが足された。


「……勝手に答え合わせしても構わないか?」

「好きにしたまえ」

「――調――こんなところか。そして彼女は貴方の目に適った」

「うむ。他にも色々とあるが、そうだね。良くも悪くも周囲を巻き込む力が強い――これはぜひ引き入れたいと思ったよ。例え彼女が痣持ちであろうと関係ない。君が許すのであれば、席が空いている四天王に推薦したいぐらいだ。通り名ハンドルネームは『無欲』、『喪失』あたりが妥当かな?」


 新しいおもちゃを見つけた子どもの様に愛嬌を振りまく魔王様。


 この後手洗いに駆けこんで飲み食いした全てを吐き出すとはとても思えない表情に、鼠頭を被り直した少年は首を振る。


「……彼女は何も失っちゃいないし、無欲っていうのは尤も遠いような気がするよ」

「ほう。ではなぜ、君は彼女を仕事相手として推選しようとしていたのかな?」


 王様は言って、ポッドから最後の一滴を器に注ぐ。


「そも、感情欠損ハートロスの治療法に心当たりでも?」

「いいや全く。それに、そういう理由じゃあなくてさ。うん。私欲だよ」


 硝子の瞳の奥、琥珀は爛々と。


「彼女が隣に居てくれたら、俺でも何かが変われるような気がしたんだ」


 欲深い。




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