蒼い月(読み切り版)

作者 六葉九日:ミステリーとユニバースの人です

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★★★ Excellent!!!


 君は月に行ったことがあるかい?
 異能やミリタリー、SFが好きな僕はこの物語を見て、衝撃を受けたよ。

(~作中の文章~)

 “皆さんもご存知でしょうが、人間が初めて月に届いた日からもうすぐ九十周年を迎えます。これで我々は――”
 
 ――重大発表を。
 
 “先代が残した足跡を追いかけて、かつての技術を凌駕するテクノロジーで、月の裏側を‘有人’の探査機で行こうと図っています!”

 主人公イチヤは宇宙飛行士の訓練生で、およそ三百人の訓練生の中で一、二位を争う親友のウィルや訓練生仲間のイゴーリ、キャサリンは会議室に呼ばれていた。

 どういう理由で呼ばれるのか予想はしているが、見当もつかない彼らはその理由を話されるんだけど、このシーンは僕も映像が見えて、なんだか心がざわついたんだ。

「私の生徒で最も優秀なお前達を推薦したいからだ。協会の次のプロジェクトに」

 直接的なミッションの通達。
 それは近未来的に考えられる火星開拓ではなく、それは―――――……。

「……なるほど、それで『蒼い月』なんだね」

 詳しいことはネタバレに近くなるから話せないけれど、「〇が重くなった」ことで立ち上げられたプロジェクトに参加を決める四人に、さらに一人仲間が増えることになるんだ。

 ―――――ルナ。

 彼らの物語は大きく動き出すんだ。
 プロジェクトメンバーの彼ら五人は、目的地に向かうんだけど、そこからがものすごい迫力と謎と解明、そして、伏線―――――……。

 一話で終わっているんだけど、この先の彼らの物語が見たくて堪らないのはボクだけじゃないよね?

 思わず一度、二度、三度……と、何回も読むことで物語の情景が目に浮かぶような、まるで「蒼い月」のような、近そうで、とても遠い、そんな綺麗に謎が包まれたような、そんな印象だよ。

「キミラノ物語は、一体どういう風になっていくん… 続きを読む