第113話 風の力

 強風である。

 とてつもない風。

「もはや魔法だ…」

 バイト先のホテルから海を眺める。

 とんでもない高さの波。

「高レベルの風魔法使いが癇癪を起した感じだ」


 ベリッ…

 ガスタンクの外壁が剥がれている。

「老朽化だ…というか…ガス貯めてねぇだろうな…」

 ガスタンクからガス漏れとかレベルが違い過ぎる。

 いや…だが、コレだけの風が吹いていれば拡散して問題ねぇか?

 そういう問題か?


 清掃中、ガス爆発とか大丈夫だよな?




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る