第100話 名作なのか?

 しゃべるクマの映画を観た。

『プー』とかいう黄色い熊。

 彼は、昨今、巷を賑やかす熊と違い、人を襲わない。

 メッチャ蜂蜜を喰う。

 人は食わない…食ったことが無いのだと思う。


 ファンタジーだ、喋ることは許容したい。


 しかし…この熊の思考は理解し難い。

 到底、許容できかねます。


「僕は、毎日、何をしないをしているよ」


 人を喰う熊より怖い言葉である。

「メッチャ、ニートやん…ニートの言い訳やん…」


 怖い…怖い怖い…。


 コレはダメである。

 ニートを許容しちゃダメである。

「働いたら負けだと思っている」

 と同レベルの破壊力‼


 なぜ…コレが名作なんだ?

 ゾワッとします。

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