第28話 教師の苦労
数学検定1級合格した小学生、得られる情報量の多さなのだろう、ずば抜けた小学生の報道が増えた気がする。
当然、本人の努力であるが、私が小学生のころに比べて得られる情報が桁違いだと感じる。
子供のうちに、色々と進路が具体化することは良いことだと思う。
しかし…こういった社会に求めらる教師像はどうだろう。
このような小学生がクラスにいたら?
自分より遥かに知識を持っている子供だ。
分数の掛け算を教えているつもりが、『行列や線形変換などを含む線形台数』とか解いているわけだ…。
教師の面目なんて存在しないに等しい。
こういった、飛び抜けた小学生の報道と同時に流れる、人間性を疑うレベルの教師の報道…日本はどうなっていくのだろう?
というか…どうなっているのだろう?
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