第17話 プレイ
台風19号『ハギビス』が去った…
すでに次の20号が待機しているという…
なんだろう…シミュレーションゲームのようなネチネチした戦法である。
物量に物言わすような、勝利を確信したときの責め側が行う囲みプレイのような余裕を感じる。
日本を沈めないと気が済まないのだろうか?
もはや冗談としか思えないタイミングで襲ってくる台風。
天候をコントロールできる兵器があるなどという都市伝説を信じたくなる。
1度被災すれば復旧不可なほど連発する台風。
命が助かっても、その先が…
老朽化した橋、雨を含んだ土砂、2次災害もこれから頻発するのだろう。
千葉も台風の最中に地震、もはや命を繋ぐことが不幸中の幸いなどと言えないのではないだろうか?
生き残ってどうする?
結局、命なんて生活の上に成り立つものなのだ。
生活が揺らげば、命も揺らぐ…
復旧とは公共だけではない。
見える先が絶望かもしれないのだ。
被災された方には、台風20号は、どう映るのか?
『絶望』の具現化にしか僕には視えないのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます