第66話 9月16日。

今日は朝から雨が降っていました。


君は今日はどんなふうに過ごしていましたか?


何を思ってどんな1日を過ごしていたのかなと

いつも思っているのですが、

今日は特に思っています。


なぜなら私自身今日は…何もなかったからです。


いつもぼんやりしていますが、

君が思う100倍はぼんやりしていたと思います。


元々ぼんやりしている私が100倍ぼんやりしていたら、本当にただの腑抜けです(笑)


優しさをかき集めても

砂の様にこぼれ落ちて行くことが、

間違えることが、

怖くて悲しくなります。


…今日は話せば話すほど暗くなりそうなので、

やめておきます(笑)


理由もなく、こんな日もたまにあるのです。

君にもこんな日があったりしますか?


今日は君の話が聞きたくて仕方がありません。



なので、今日はあの海辺で待っています。

波は穏やかかな。

月や星は見えるでしょうか。

海に映るお月様が見えるといいですね。


白い砂にさらさらと触れながら、

君の話を沢山聞かせてくれたら嬉しいです。

私の願いが届くといいな。




明日が君にとってゆるくて楽しくて優しい1日になりますように。


では、また明日。


おやすみなさい。


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