第二部第一話Part7『世界で一番無駄な長台詞』

長畑:甲子園 球場内通路 (8年前、回想、午後)



長畑だ。

最後の試合は、俺のミスで2対1で破れた。

俺は涙を拭きつつ、荷物を持って通路を歩いていた。

待ち構えていた記者達に取り囲まれた。


 「長畑選手。今日の試合、残念でしたが、

7回まで無安打、四球なしと完璧なピッチングでした。

途中、完全試合を意識したりしていましたか」



「(視線を落としつつ)いえ、夢中でした」


俺は記者に一礼して通路を歩いていった。

「まだ神宮もありますし、大学でも野球を続けてくださいね」


俺は足を止め、振り返った。

「いえ。今日で、引退します。所詮俺は、・・・ポンコツなんで」


長畑(回想):大学キャンパス 敷地内(8年前、午前)



長畑だ。

俺は大学に進学し、東京にやってきた。


「お前は東京の大学に行け」


父さんの言葉に後押しされて、俺は上京してきた。


キャンパスの敷地内はサークル勧誘の学生達でにぎわっていた。

テニスウェア姿の痩せほそった男と、着流しに羽織姿の

落語研究会と思われる厳つい体をした男が顔を近づけて口論をしてた。

普通逆だろうと思いながら、俺は通り過ぎた。


俺が横を向いていたそのとき、

野球部のユニフォーム姿の学生達とすれ違った。


背中を追うように振り返ってみたけど、俺は直に前を向いた。

あの中には、俺はもう入らない。そう決めたんだ。



長畑(回想):大学内 カフェテリア (同、お昼) 


俺は大学のカフェリアの窓際の席に座り、教本を読んでいた。

テーブルに、誰かの右手が置かれた。

色白で、きめ細かい肌をしている。

腕の先を追うように斜め左を見ると、女の子が立っていた。


「あの。長畑煉次朗さん、ですよね?」

「(顔を上げ)そうですけど?」


彼女を見た瞬間、俺は、思い出した。


妹尾ヒバリ(25)。


甲子園の試合終了後、彼女は俺に握手を求めてきたんだ。

ヒバリは、確か涙を流していた。


「キミは、確か」


「(はにかむ)」


それから俺と妹尾は、話が弾み、直に恋愛関係になった。


長畑(回想):長畑の家321号室 リビング(8年前。午後) 



 長畑だ。

ヒバリとテーブルに座り、二人でご飯を食べていた時だった。

「堂間監督が? 俺に?」

「うん。どうしても、煉次朗に会いたがってるんだ」

「(眉をしかめ)・・・う~~ん・・・」



長畑(回想):目黒川(8年前。午後)


長畑だ。

朝霞学院高校近くにある目黒川の遊歩道を歩いていた。

俺の隣には堂間監督。ヒバリが前方を歩いている。


「まさかキミが妹尾と付き合うとは、ビックリだよ。

沢村には、何度告白されても振っていたのにな」

「(苦笑い)」 



「本来なら、キミ達は同級生になっていたはずだが。

まさか甲子園で戦うことになるとは・・・皮肉なものだね」


「そうですね」



「で、なぜ長畑君は大学で野球をやらないんだ?

キミには才能がある。今からでも遅くはないぞ」


「奨学金もらって大学に入った身の上ですし。それに・・・、

もうこれ以上、親に無責任な夢を見せたくないんですよ。」


「(出かかった言葉を呑み込み、神妙な面持ちで)

そうか。ならば、キミの決断を尊重しようか」


「(笑顔で軽く一礼)」

「だが長畑君、これだけは忘れないでいてくれ」

「なんでしょう」


「キミは全ての高校球児の夢である、あの甲子園の土を踏んだ。

敗者だが、勝者でもある。だから常に堂々として、

自分に誇りを持って、新しい日々を勝ち続けなさい。」


「堂間監督。・・・ありがとうございます。頑張ります」



堂間監督は、おもむろにポケットから公式球を取り出し、

俺に手渡してきた。ボールには、百折不撓と書いてある。



「これは・・・」


「あの日、キミが最後に投げたボールだよ。

大事に持っていなさい」



俺は渡されたボールをじっと見つめた。


「(恐縮し)分かりました」 


ヒバリが遠くから俺達の様子を見ている。

物悲しそうな表情を浮かべてた。

自分の望みとは異なる方向に話がついたのを悟ったのだろう。



「(意地悪い笑顔で)

もし将来、妹尾と結婚することになったら、

私を仲人に指名してくれよ」


「(苦笑)」



それ以来、堂間監督とは会うことなく、

大学四年の冬に、俺と妹尾は別れた。



長畑:朝霞学院高等学校 体育館内(現在 午後)




長畑だ。

朝霞学院高等学校の体育館で、

堂間監督のお別れ会が行われていた。

ステージには小綺麗な祭壇が作られ、

堂間監督の大きめの写真が飾られている。

縦横綺麗に並べられたパイプ椅子の席列には、

喪服姿の沢山の参列者やユニフォーム姿の生徒達が座っていた。

俺は座らず、体育館入り口付近の壁に背を預けて、会の進行を眺めている。

ドアの上には校訓の『百折不撓』が達筆で書かれた額縁が飾られていた。

隣には、沢村栄治(25)。 

俺と甲子園で対戦した朝霞学院の4番バッター。

現在はプロとして、某球団で1軍としてスタメンで活躍している。



「あの日の事は、今でも時々夢に見るよ。

後味悪かったからな」


「トーナメントなんだから、点を取りに行くのは普通だろ。」

「俺は終わってもよいから、勝負がしたかった」

「(陰鬱な表情)キャプテンの台詞とは思えないな」

「なあ、煉次朗。俺と、決着をつけないか?」

「何度も言わせるな。俺の肩は、もう錆びたんだ」

「モヤモヤするな」

「俺はしない」

「本当か?」

「ああ、本当」 

俺達が話していると、ヒバリが近づいてきた。


「(妹尾を見て)どうした?」

「ごめん栄治。そろそろ局に戻らないと行けなくて」

「大変だな」

「ねえ煉次朗。ちょっとだけ、付き合ってくれない?」

「(妹尾と長畑に交互に目線を向ける)」

「(沢村を一瞥し、妹尾に顔を向け、小さくうなづく)」



長畑:目黒川 橋(午後)。


長畑だ。

今、目黒川にかかる橋の手すりに腕をかけて、

川の流れを覗いている。左隣にはヒバリがいる。


「栄治と、何を話してたの」

「取るに足らないこと」

「ふーん。男同士の会話って奴?」

「ま、そんなとこかな」


ヒバリが大きく息を吐き、手すりに背中を預け、空を見上げた。



「ホント、あたしには、大切なこと何も話してくれないよね。

あの日のことも、自分のことも。あんなに傍にいたのにさ。

信頼されてなかったのかなー、あたし。」


「それは違うよ。お前には

 暗い顔、見せたくなかったんだ。」


「(口を尖らせ)いいの。煉次朗は、寡黙な人だと思っておくから」


「・・・」



「あたしね。栄治とは結婚するつもりで付き合ってるんだよ。

彼って、本当に素敵な人。今、毎日が凄く楽しいっ」


「そっか。上手くいくといいな」


「(長畑を睨む)」


妹尾が、俺の左肩を無言で軽く叩いてきた。 



「(肩を押さえ)いきなり何すんだよ」

「(軽く頬を膨らませ)ちょっとね」

「(笑顔で)ったく。相変わらずだな、お前は」

「(無視して)煉次朗は? 好きな人できた?」

「・・・会社にいる変な子が、ちょっと気になってるかな」

「どんな子?」


「はっきり言って、まともじゃない。やたら俺にだけ冷たいし、

2キロぐらい追いかけさせられたりもしたし、

ついこの間は何故か実家に帰りますって、目の前で叫ばれたよ」



「何、それ。ひどい」

「ああ、酷い。でも時々」



俺は、あの日の牧野さんが弾いた、

アメージンググレースを思い出した。

「時々?」

「凄い、・・・カッコイイんだ」

「(柔らかな笑み)ふーん。不思議な娘が、いるんだね。」

「ああ。俺も今、毎日が驚きの連続だよ」

「(目を細め)で、犬伏さんとは、どうなってるわけ?」

「え? 犬伏? いや、別に・・・友達だけど」

「友達ねぇ~」

「どうかした?」

「・・・ねぇ煉次朗、一つだけ、お願いがあるんだ」

「(怪訝そうに)なんだよ?」


「(切なげな表情で天を見つめ)

 自分にとって大切な人は誰なのか、もう、間違えないでね」


「(眉をゆがめ、ヒバリを見つめる)」

「(時計を見る)そろそろ、局に戻らないと」

「(はっとして)そうか。仕事頑張れよ、ヒバリ」

「うん。超頑張る。じゃあね~」



ヒバリはとても屈託のない笑顔で大きく手を振りつつ、

坂道を早足で登っていった。


俺たちは意外と酷い別れ方をしたはずなのに、

何故かアイツは、気にもとめてない調子で

いつのまにか友達として接してくれている。


あいつは俺との過去も、

きっと良い思い出として消化できてるんだろうな。


ごめん、ヒバリ。

俺、お前のこと、本当に大好きだったんだけど・・・。

ポンコツの俺は、自分の弱さに負けてしまったんだ。






網浜:極楽MANTENカフェ店内(午後)



アミリンでっす。

今、地元の極楽MANTENカフェにいます。

南国ハワイをイメージした店内の室内灯は明るい色で、

ハワイアン音楽が流れています。

店員は全員アロハシャツを着て接客しています。

凜はというと、テーブル席でミニPCを弄っています。


公衆無線LAN設備が充実しており、

PCさえ持ち込めばNETし放題。凜的には良店です。


隣では、蘭が座って左手で巨大なハンバーガーにかじりつきつつ、


右手はクマの人形がついたペンを持ち、積分の問題を凄いスピードで解きまくってます。


 


 「(本職と、地元のギャングさんが

3Uで争ったのは事実みたい。掲示板の過去ログに書いてあった」

「レインバス社員が怪我したのも事実?」

「それがね、出てこないんだよ。」

「名前とかも?」

「全然駄目だね」


「日を分けて3人もレインバス社員が巻き込まれたんだよ。

1人なら偶然、2人となると数学的確率で有り得ない。

なのに3人も。もしそれが事実なら、完全に社員狙いだよ」



「ギャングと本職、どっちが手を出したのか。

どういう経緯で社員が狙われたのか。そもそもその情報は本当なのか。




まだ謎は多いね。でも一番御姉ちゃんが知りたいのは、

それが3Uでの出来事に関連してるのかどうか? だよね」

「そういうこと」

「もうちょっと調べてみるよ」 



犬伏:海鮮居酒屋壇ノ浦 個室 玄武エリア(夜)




犬伏です。

土日が終わり、今日は月曜日です。

週明けから指野さん、狩川さんの二人と個人的に飲んでいます。 


「そうか。前の彼女さんと再会したのね」


「共通の恩人が亡くなったそうです。

それで一緒にお別れ会に・・・」


「もうさ、先手うってさー押し倒しちゃいなよぅ(興奮気味に)」

「(グラスを口につけつつ、冷徹な瞳で狩川を見る)」

「待つのが女の役目だって、

ママに言われて育ってきましたので。

彼を信じて待ちます」


「(口笛を吹く)」

「(感極まった表情で何度も頷く)」


・・・でも、例外はあった。


初めてれん坊に会ったとき、あたしは彼に衝撃を受けた。

帰り道、ロビーで見かけた彼の後ろ姿を、気がつけば、

あたしは夢中で追いかけて、自分から話しかけていた。

ああ、あたし、あのとき、彼のこと好きになるかもって、ちょっと思った。

だけど、あたしの中に芽吹き始めた感情は、

元カノの存在によって、雪の下で春を待つ蕾へと変えられてしまった。



犬伏(回想):渋谷ハチ公前 周辺 夕方(4年前)




犬伏真希21歳です。

まさか、また物語が始まる前のことを回想するなんて。

待ち合わせでにぎわうハチ公前の近くで、

あたしは人を待っていました。

長畑煉次朗君を、待っていました。

就活の情報交換がてら、一緒に飲みに行くことになったのです。

というか、あたしが誘ったんですけど。 



約束は18:30。18:00に来たあたしは

近くの植え込みに隠れ、顔を半分だけ出し、長畑君が来るのを待ってました。


時間には正確なあたしは遅刻をしたことがありません。

待ち合わせ時間には余裕を持って来ます。

なのにあたしの男友達は、女の子はちょっとぐらい遅れた方が可愛いって言いました。

お前は美人でしっかりしてそうだけど意外性がない。

抜けてそうだが色々マトモ過ぎて可愛げが無い、だそうです。


なので彼の言うとおりちょっと遅れてきてみたら、

なんで遅れるんだ、時間にルーズな奴は最低だと言われました。


思い出したら腹たってきた。

長畑君は、どうだろう。そういうこと、言う人かな?

と思っていたら、後ろから声をかけられました。


「犬伏さん?」

「(ドキっとして振り返り)はは、どーもー」

「(半笑い)どうしてそこにいるの?」

「早く来すぎちゃったかなーって、思って・・・」

「俺が来るのを見てたんだ」



「(恥ずかしそうに頷く)女の子は、

ちょっと遅れた方が可愛いって、

友達に言われたので・・・待ってました」


「なんだそれー。遅れたら遅れたで、

ハプニングとして楽しめばいいだけだよー。気にしなくていいよ」


 そう朗らかな笑顔で言い切る彼を見て、あたしは思った。

 この人と一緒に日々を過ごしてみたい、と。

だけど・・・。

「(電話が鳴り)ごめんね」

「いえ、どうぞどうぞ」


彼はあたしに背中を向けて、携帯を取りだした。



「もしもし。ああ、え? 今日? 

 面接で知り合った人と情報交換するんだ。

うん。そんなに遅くならない。OK、明日、楽しみだね。

あんまり無理すんなよ。じゃーね(電話を切る)」

「お・・とも・・だち?」

「(首を振り)彼女。明日二人で、長野に星を観に行くんだ。」


そのとき、あたしの頭に大きめのタライが落ちてきた。

それぐらいの衝撃だった。心臓がひっくり返った。


「(頭を押えつつ)

そうなんだー。長畑君、彼女いるんだー」


「うん」



「どんな人? 可愛い? 私より頭良い? 英語しゃべれる?

 髪の毛サラサラ? あたし地黒だけど、彼女って色白な人?

声とか高い系? 眉毛サロンとか行っちゃってる系(早口)?」


「(ちょっと動揺した様子で)いや・・・別に・・・普通・・」



「普通ってどんな感じ? 長畑君の思う普通の女ってどんな感じ?


 ひょっとして読モとか? それとも大学のミスキャンパスとか? 


 あたし一応大学のミスコン3年連続優勝してるよ? ミスICU。


 でも読モとか芸能界の誘いは断ったよ、親と一族が反対したからね。


 こんなあたしって普通じゃないかな?


 ねえこんなあたしはどうですか、長畑煉次朗21歳さんっ(超早口)」



「(ドン引きした様子で)いいんじゃないかな・・・うん・・・」



「いいって具体的にはどんな感じですか? 

長畑君のいいの基準を教えてほしい。今日が無理なら今度でもいいし、なんなら明日あたしも一緒に星を見に行ってあげてもいいよ。あっでも彼女さんがいるからお邪魔虫かもしれないね。じゃああたし空気読んで行くのやめるね。あたしって空気読める女だからそういうことはしないように努力するよ。で、いいの基準については今度二人で会ってじっくりお互い納得行くまで話し合うことにしようよ。あたしはエスパーじゃないからね。言葉で言ってくれないと伝わらないよ。男友達もそうだった。あたしを超能力者か何かだと思ってる節があって、言わなくても気持ちは伝わるとか超カッコつけてお高く止まって、その裏で別の女とイチャイチャしてたんだよ。信じられる? あたしは信じられない。その上、あたしがお母さんに似てるとか訳のわからない事言って、あたしのこと時々ママとか言って甘えてくるんだよ。ラブラブだったときはよかったけど、倦怠期はすぐにきたから急激に気持ち悪くなってきちゃって、あたしはあんたのママじゃないわよ!って超、怒ってやったの! そしたらそいつビービー泣き出して挙句お母さんに言いつけてやるだって!ホント傑作でしょ! あーもう、ホント縁切ってよかったよ。網走の夜は寒かったわ!でも長畑くんならそういうこと言わなそう! 第一印象は完璧です!あとはコブの方を除去するだけだけど、彼女とはどこまで行ってるの? 結婚の約束とかしてないよね? 大学卒業したら結婚しますとか、そういう純愛ラプソディ的な話は、あたし求めてないからね。時代遅れよそういうの! あたしにも付け入る隙は当然残っていると解釈しているのでそこそこ隙を見せてくださいね! あたしは三角関係の対抗馬的なキャラじゃないから!超王道の、ちょっとコミカルでも上質な恋愛ドラマのヒロインが似合う女だという自負があるわけ! じゃないとあたしの物語的にも困るし! ちなみにあたしはプロテスタントで身持ちは堅いほうだけど、26歳ぐらいで結婚したいから、交際に3年はかけたとして、ボチボチ相手に出会いたいのね! 大学時代からの恋人と付き合って結婚って、ドラマでしょ? あたしはそういうのが欲しいわけ!なんか言ってること矛盾してるかもしれないけど、お宅はお宅、ウチはウチだから。あたしにはそういうベタなラブロマンスが欲しいわけなのです! だから長畑君、とりあえず今日は見逃してあげるから、今度直に時間作って、詳しく色々教えて欲しいんですけどご都合はいかがですか?」

「(゚д゚)」


 

・・・あのときのあたし、超キモかったと思う。

なんかもう、必死だった。頭の中、動転してた。

今、思い出しても恥ずかしい。人生最大の失敗。

自分の運命かも知れない人に、彼女がいるなんて許せなかった。

そのとき、その瞬間だけは、

あらゆる手段を駆使してでも奪いたい、って、夢中になっていた。

あたしがれん坊に迫っていたときに、東矢君が遅れてやってきて

「おい、お嬢さん。未来の彼氏がドン引きしてますよ~」

って言ってくれたので、あたしは我に帰ることができた。

東矢君は頭に包帯を巻いている。

サッカーの試合で怪我をしたらしい。

「(鬼の形相で東矢の方を向き)何奴?」

「いやだな~、キミの未来の彼氏、東矢だよ~」

「ポンコツめぇ~・・・」

「(゚д゚)<(・・・・・・・ポンコツ・・・)」

その後の飲み、れん坊のテンションは何故か低めだったんだよね。



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