ある日ゴミ屋敷の住人が死んだ。

作者 奥森 ゆうや

彼女は、その人生で何を残したのでしょう

  • ★★★ Excellent!!!

まずはタイトルそのままに、ゴミ屋敷に住む一人の年配の女性が亡くなったところから物語は始まります。
市役所職員がゴミ回収をしていく模様と平行して、亡くなった彼女がどんな人生を歩んできたかが書かれます。

ゴミ屋敷と聞くと、周辺の方々への迷惑やトラブルを連想する方も多いでしょう。もちろん彼女にも、そんな一面はありました。ですがそこに至るまでには、さまざまな人との繋がりが、あるいはその繋がりを断ち切る出来事がありました。

優しい事ばかりではない、どちらかと言えば、辛いことや人には言えない事の方が多かった人生だったのかもしれません。なら、彼女の一生は救いのないものだったのでしょうか?
その答えは、読んだ人それぞれが考える事なのかもしれません。

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