丘の上の樹の下で

作者 紫空 琴葉

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★★★ Excellent!!!

少年が猫に導かれてたどり着いた先は、異世界の書館だった。
本に溢れる幻想的な書館で、少年は司書官らしき男にこう言われる。
「本を読むという事が、君の役目だ」
用意された本は、不思議な感銘を受ける物だった。

本を読むのが役目とは何なのか。
この本は何なのか。
どうして少年は館に導かれたのか。
あの司書官らしき男は何者なのか。

何もわからないまま少年は本を読み進め、物語は進んでゆく。

まるでジブリの「耳をすませば」に出てくるネコに導かれているような、そんな不思議な空気感が魅力の作品です。
主人公の少年は本を読むのがもともと好きで、読書のシーンはその感動や感情の揺らめき方に同じく本を読む趣味のある方は親近感を覚える事でしょう。

本を読むのが好きな方が、本を読むのが好きだと小説に書いたのが伝わってくる、そんな不思議な物語です。
本を読むのが好きな方とは波長が合うと思います。

あなたは、本を読むのはお好きですか?