第4話 もはや読書人ではない

 ごきげんいかがですか?


 ようやく、脳の状態が戻って来たようで、記憶の欠落などはなくなって来たのですが、足元はまだおぼつかなくて、外出先はまだしも、家の中ではしょっちゅう、すっ転んでいます。今のところは柔道もやったことないのに、受け身を取れていますから、怪我などはしていませんけれど、そのうちに後頭部でも豆腐の角に打ち付けてお陀仏ジョーになってしまうかもしれません。


 先日、ジェノサイドしてしまった文庫の出版社別仕分けがようやく完成したのですが、どうせ数日後には『無印良品』さんからカラーBOXが届くはずなので、このまま、部屋の中央に放置でしょうかね? 『ニトリ』のクソ・カラーBOXに無理やり文庫を突っ込むと、また雪崩れるので危険です。世間の『ニトリ』に対する評価は高すぎます! 典型的な「安かろう、悪かろう」じゃないですか? わたしは自分の支払える範囲であれば、よいものを使いたいです。もちろん百均だって利用しますよ。わたしはセレブリティーじゃあないっすからね!


 ようやく『涼宮ハルヒの陰謀』を読み終えることが出来ました。五十日はかかっていますねえ。いちいちそういう記録をつける趣味がないので、わからないのですが。まあ、いろいろありましたから仕方がないのですけど、予定では先月中に残り四巻を一気に読了して次のステージへと旅立つつもりが、別のところに旅立っちゃいそうになるなんてね。気絶だの、歩行不能だの、各種ジェノサイドなど、自分が恐ろしいですよ。そんなに本質は凶暴なのかなあ? まあ、元妻が「あんたはすぐキレるから怖い」って言ってましたのでね。表面上のやさしさは嘘なのでしょう。自覚症状はないのです。慈悲深いな自分はって思ってますからね。今回は身動きが出来なかったので、他人に暴力などは振るいませんでしたが、もしも、動けていたら「自分は他人に手を出さない」という信念がかなり揺らいでいます。昨日だって、急に営業に来た、電力会社の若造(おそらくはまだ、世間知らず)を言葉でコテンパンにしていましたのでねえ……こう言う時の自分が怖いな。


『涼宮ハルヒの陰謀』ですけど、あえて中身に踏み込みますが、中盤まで、ハルヒの元気がなさすぎです。だから読んでいてなかなか、乗らなかった気がします。キョンはいつも斜に構えるから、クスッとは笑えるけど爽快感に欠けるのです。ハルヒが動き出したら一気に面白くなりましたが、そうなった途端にわたしの脳みそがイカれちゃったのね……


 次もハルヒを読みますが、もう自分の肩書きから『読書人』は外しますよ。全くもって自信がなくなりました。代わりに『未読人』という『未亡人』みたいな蠱惑な名乗りをあげましょう。個人的には『未亡人』より『若い娘がウッフン』の方がいいのですが、ジジイが口に出していいことなのかどうか……


 勉強のための読書も進みませんね。こっちは音読しているのですが、すぐに眠くなるのですよ。やはり、脳みそ疲れてるのかな? 昼寝をすると二時間くらいは好調なのですが、すぐにまた疲れてしまいます。もう、一生こんな感じですかね? 社会のクズだなあ。イヤですね。


 昨日、区役所のケースワーカーに用事があって、ああ、いままだ躁状態ですから電話が出来るんす。そうしたら別の人が出て、担当者が接客中だって言うので、

「わたしは急がないので今日じゃなくてもいいですよ」

 とお愛想を言ったら、本当に昨日のうちに電話して来ませんでしたよ。あいつら、絶対に残業しないつもりですね。『働き方改革』ですよ。悪い意味でね。別の意味で意識を改革して欲しいわ。あんたたちは、本当に市民のために働いてるのか? 公務員という存在自体を改革するべきではないか? おい、国会議員。お前らだって特別公務員なんだぞ。国民に偉そうにする権利なんかお前らには端っからないんだ! 公僕ってのは奴隷と同義語なんだぞ。わかってるのかよ。わかってたら、いつまで、丸山穂高を生かしておくんだ! すぐに銃殺しろ。あれは害獣だ。もしくは北朝鮮に宅急便で送っちゃえよ。金正雲へのギフトだ。もちろん、佐川でも日本郵便でもいいさ。代わりに拉致被害者を送り帰してもらえばいい。

 では。

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