ハッピーエンドでよかった。
そろばんを短距離走にたとえるとはすごいです。でも考えてみると、何かに一生懸命になっている瞬間というのは走っている感覚に近いのかなと思いました。
子供たち独特の真っ直ぐな視点がとても素敵でした。

こういう地味な題材は序盤の書き方が難しいですよね、でも３話目まで読んで、急に面白くなりました。最後の最後でハッピーエンドと判らせる良い終わり方だと思いました。真乃宮様の筆致にはいつも敬服します。