石田異世界之介三成

作者 渚のいしださん

8

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★★★ Excellent!!!

もしも戦国武将の石田三成が異世界に転生したら?
恐らくこうした話で大切なのは「本物っぽく書けているか」「その人物でやる必要があったのか」の二点でしょう。

前者は文句なしに合格。どこをどう見ても我々が良く知る三成さまです。
生真面目な勉強家で、天才に憧れ後を継ぎたいと願う悲劇の秀才。
三国志に出てきた麒麟児のようなポジションです。
その彼が、前世での失敗を反省し騎士団へ入隊して魔物に立ち向かう粗筋となっています。

後者は現段階では未知数ですね……他の登場人物が全員オリジナルで「歴史クロスオーバーものではないようだ」とだけは書いておきましょう。あくまで異世界で第二の人生を歩む三成公の物語です。
しかし、事あるごとに三成らしい回想が入り、その中で良く知られた名前がポンポン出てくるのは歴史ファンには嬉しい所。
戦国時代を愛する諸兄は、天下分け目の合戦に敗れた「その後」を楽しんでみるのは如何でしょうか? 三成ファンは是非!