第6話 作戦会議

屋上のドアが開いた。そこからは女の人が1人こっちに向かってきた。

「ちょっと、何やってるの!死んじゃダメだよ!」

そう言い、焦りながら走ってきた。すると、エレンは軽く笑い、段から降りた。

「別に死にやしないよ、ここで息抜きしてただけだよ」

「あ、あぁ……よかった…いきなり会場出たから何してるんだって思ったらそこに立ってたから驚いたよ、、、」

その女の人は、エレンと同期で、唯一の女の友達であった。アランとは昔からの仲らしく、エレンも話していくにつれて仲良くなったという。名前は、ミカエル・クリス だ。運動神経はよく、明るいいい子だ。



「ミカエル、お前まさかエレンの事が好きなのか?」

そう言われてミカエルは顔を真っ赤にした。そして、照れながら

「は、はぁ!?なわけないでしょう!?冗談は終わらせて早くこっちに来て!」

そして、ミカエルは無意識のうちにエレンの手を持って、ドアを出た。エレンは連れていかれて、階段を降りた。

それから2時間くらい、長い話を聞いて、ようやく終わった。すると、エレンとアランは、セウスに呼ばれた。恐らく、1ヶ月後にあるワシントン州襲撃についてだろう。エレンとアランにとっては、初めての作戦会議だ。

すると、エレンは、アランに何か話しかけた。それを聞いたアランは、かなり驚いていた。だが納得している。会場を出て、しばらく歩いていると、黒い少し小さめの建物に入った。


「これから、1ヶ月後のワシントン州襲撃について、作戦会議を行う。まず、脅迫状には、《1ヶ月後、ワシントン州を襲撃する》と書かれていた。」

エレンは、疑問を持った。本当にそれだけなのか?隠してないかと。エレンは手を挙げて、話を中断させた。


「さえぎって申し訳ございません、あの、脅迫状には、本当にそれだけしか書いてないのですか?」

「どういうことだ、エレン五等兵士。」

エレンは、「はっ、」と言って、真ん中に立った。セウスの方向を向いた時、口を開けた。


「普通、脅迫状という物は、何日何時何分、場所など、詳しく書くのだと思います。ですが、それだと、あまりにも不完全だと思います。あの、よろしければ、その脅迫状を見せて貰えませんか?」

セウスは、頷いて脅迫状を取りに行った。場は、ざわつき始めて、ついでに、エレンは何を言いたいのかと話し始めた。

アランも、真ん中に立った。アランもエレンと同じ考えだからだ。


しばらくして、セウスが会議室に来た。そして、脅迫状をエレンに見せた。すると、エレンは、少し驚いていた。それに、アランも驚いていた。


「え、えっと、誰が書いたかも分からないんですね、それに、本当にこれしかない。えーっと、だとすると、ワシントン州以外も守りを固めましょう、この脅迫状が嘘ならば、恐らく他のとこを襲撃すると思われます!」

そう聞くと、セウスはアメリカの地図を出した。話題は、どこをどう守るかということだ。エレンとアランは、その話から離れていた。2人で何か話している。エレンの手には、脅迫状と、賞状であった。比べている。

「やっぱ、そうだね」

「だな、、、」


話はまとまったらしい。整列という言葉で、みんな整列し始めた。そして、セウスが、今回の作戦について話し始めた。


「今回、守るべき所は3つ!まずは、ワシントン州、ここは当たり前だな。そして、2つ目はテキサス州、ここは、前の襲撃が、今までよりも軽く、兵士の数も少なかったため、下見と考えるならば、テキサス州を狙う可能性は充分にある!そして3つ目はアラスカ州だ!アラスカ州は、ここから大分離れている。それに、そこさえ落としさえすればカナダに進行することが出来る。守りの薄いカナダを襲われるのは回避したい。なので、アラスカ州に決めた!他に異論があるやつはいないか!」


辺りはシーンとした。誰も異論がない。セウスは、話を続けた。細かいで、そこはもはやどうでもよかった。話が終わり、解散し始めた。すると、エレンとアランの隣に、隊長であり、過去最強とも呼ばれる人、アレン・クロースが来た。コップには、コーヒーが入っており、アレンは、コーヒーが大好きらしい。


「ったく、次の戦いは面倒くさくなるな、俺はワシントン州の総隊長になる。お前らも、俺の手下だ、無駄なことすんじゃねーぞ」

「は、はい!」

アレンは、そこから静かに立ち去って行った。次の日、ワシントン州襲撃にもとずく、兵士の割り当てが配られた。エレンは、ワシントン州を警備する役目をアランとするが、それと同じく、エレンとアランで、大統領を、ホワイトハウスから本部に連れていくという任務を命令された。ワシントン州警備約3000人。アラスカ州は、1000人、テキサス州は、2000人。ワシントン州に候補生は全員入った。計6000人による大規模な戦争が行われる。アラスカ隊は、その日に出発して、軍隊を整えていくという。もうその日まで10日しかない。TCUには緊張が流れていた。


その日からTCUは今まで以上に訓練に励み、予行練習など、色んな練習をたくさんやった。



そして、8日後の事だった。

エレンとアランは、その日に大統領をホワイトハウスから本部に連れていく。エレンとアランは、少しながら緊張していた。

「アラン、行くぞ」

「あぁ、」

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