SANCTUARY

作者 陣野

40

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★★★ Excellent!!!

雄大な海を舞台として始まる、ファンタジー冒険譚です。

主人公は海賊団の年若きキャプテン。時折無鉄砲ですが、南洋を照らす太陽みたいに明るい彼が仲間を引っ張る(或いは巻き込む?)形でもって、ストーリーが展開していきます。
登場人物は皆個性が立っており、船員達のテンポの良い掛け合いも魅力的です。個人的に、茶目っ気あるのにどこか俯瞰で仲間を見守っているようなバドお兄さんが好き。読む方の誰もが自分お気に入りのキャラクターを見付けられると思います。

魔法を用いる戦闘シーンはスピード感と迫力を併せ持つ逸品です。細かく練られた設定がありつつ、場面の臨場感を損なわない文章力は素晴らしい。
一方、風景などの描写は丁寧で、どこか幻想的に見せる世界観があります。

ページを捲ると、彼らと一緒に自分も甲板の上に立っているような気持ちになる。
壮大な海原へ、冒険の旅に出掛けたい方はぜひ!

★★★ Excellent!!!

青く輝く海面と、それを掠めて吹く潮風が自然とイメージされ、読書感を高揚させます。そして分厚い背景に彩られた舞台で活躍する、生き生きとしたキャラクター。
爽やかで大きな器を感じさせる主人公はじめとした、強い絆で結ばれた海賊たち。秘密を抱えた少女。彼らが目指すは神秘の島!

怒涛の第一章 を終え、物語は第二章に!
カッコイイ女王陛下と怖い騎士様が現れました! 彼らは海賊団に何を語るのか? 海賊団に課せられる試練とは? 海賊は陸地で暴れているのにどことなく漂ってくる潮騒の気配に脱帽です。

海賊たちのさらなる冒険活劇から目が離せません…!
さあこぎ出そう、冒険の海へ!

★★★ Excellent!!!

まだまだ若い少年でありながらも海賊団の頭であるミックが一人の少女と出会い、幻の島を目指す海賊ファンタジー。まさに王道の剣と魔法のファンタジーですが、背景が細かく世界の歴史的部分の設定や歴史的事件と人物の関係性が細かく練られ、個人的には伝記系のお話が好きな方も好む作品だと思います。
ストーリー構成が巧みですらすらと読んでいけます。あと化学的な分野に精通しているからこそ、そちらの視点を組み込みつつファンタジーと練り合わせた魔法が見ていてとても楽しいです。分かる人には分かるポイントで、マニアックな素晴らしいこだわりを感じます。
海賊団組のやり取りも好きですが、個人的には敵側もすごく好きです。まさに悪役という発言が零れ落ち、敵の見せ方が本当にお上手だと惚れ惚れします。流石です。
ツイッターも拝見していますが、元々作者さんは創作漫画を描く方でもあるのでこちらの作品の挿し絵や紹介画、プチ漫画などツイッターにあがっています。そちらも見ると楽しいですよ!

★★★ Excellent!!!

個性豊かな海賊たちが、一人の不思議な少女を助けたことにより、グローディアという幻の島を目指す冒険物語。
海賊たちの目指すべく目的が明確で、読んでいて一緒にその仲間になった気分で、どんどん先を知りたい衝動にかられました。
幻の島の秘密はいったいなんなのか、この先も目が離せません。