107 夜半も濃き茂みに透けて…… 句切れなし

――――――

  夏の星をよめる


夜半よはも濃き 茂みに透けて 星影や の間の闇に 浮かぶときかな


・よわもこき しげみにすけて ほしかげや このまのやみに うかぶときかな

――――――――――


[通釈]

 夏の星を詠んだ歌

 夜の色も濃い茂みに透けて、星影が木の間の闇に浮かぶ、そういう折ふしであるよ。


[補註]

・句切れなし。


―――――

夜半よはも濃き 茂みに透けて 星影や の間の闇に 浮かぶときかな

―――――――



(令和元年七月二十七日)(二〇一九年)(夏歌なつのうた

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