【深緑の候】

103 青々き葉の連なりの…… 句切れなし

――――――

  夏の籬垣ませがき


青々き 葉の連なりの 籬垣ませがきに のぞかせ出づる 夏草のつる


・あおあおき はのつらなりの ませがきに のぞかせいずる なつくさのつる

――――――――――


[通釈]

 夏の垣根を詠んだ歌

 青々とした葉が垣根に連なって、その葉の連なりからのぞかせている夏草のつるよ。


[補註]

・句切れなし。


―――――

青々き 葉の連なりの 籬垣ませがきに のぞかせ出づる 夏草のつる

―――――――



(令和元年五月二十九日)(二〇一九年)(夏歌なつのうた

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