087 里山の木の間の枝の…… 句切れなし

――――――

  盛夏の里山の池を


里山の の間の枝の 下闇に 消え消え光る たゆたふ波間


・さとやまの このまのえだの したやみに きえぎえひかる たゆとうなみま

――――――――――


[通釈]

 盛夏の里山の池を詠んだ歌

 里山の、茂った木々の暗がりに、消えたり光ったりしながら揺れ漂う池の波間であるよ。


[補註]

・句切れなし。


―――――

里山の の間の枝の 下闇に 消え消え光る たゆたふ波間

―――――――


(令和元年五月二十九日)(二〇一九年)(夏歌なつのうた

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