【ホタル】
062 三枝の三つの螢は…… 枕詞、掛詞、句切れなし、本歌取り
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・さきくさの みつのほたるは やみのよを うつろいながら とびちがいたる
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[通釈]
ホタルを詠んだ歌
数匹のホタルが、火を三つほど
[補註]
・枕詞…初句「
・掛詞…第三句「よ」→「世」と「夜」。
・句切れなし。
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[本歌取り]
“
摂政太政大臣(藤原良経)の家の百首歌合に、
252
◯鵜飼舟の、今、川の浅瀬の高い波を、棹さして越えてゆく時であろうか。舟の揺れにつれて、もつれかたまってゆく、かがり火の光は。
”
『日本の古典 10 古今和歌集 新古今和歌集』河出書房新社「新古今和歌集」、整形引用者。
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(令和元年六月二十八日)(二〇一九年)(
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