048 うすき月五月雨やみの…… 文法、四句切れ
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五月雨の月夜を
うすき月 五月雨やみの 夏の夜に あがりて見ゆる 春のやうにも
・うすきつき さみだれやみの なつのよに あがりてみゆる はるのようにも
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[通釈]
五月雨の月夜を詠んだ歌
光弱き月が、五月雨のやんだ夏の夜空に見える。
[補註]
・文法…第四句「見ゆる」→連体形止め、による詠嘆。(終止形「見ゆ」)
・四句切れ。
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うすき月 五月雨やみの 夏の夜に あがりて見ゆる 春のやうにも
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(令和元年六月十七日)(二〇一九年)(
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