016 ながめたる庭に聞こゆる…… 句切れなし

――――――

  時鳥ほととぎす


ながめたる 庭に聞こゆる 時鳥ほととぎす いかに思ひて あまたたび鳴く


・ながめたる にわにきこゆる ほととぎす いかにおもいて あまたたびなく

――――――――――


[通釈]

 ホトトギスを詠んだ歌

 眺めやっている庭に聞こえるホトトギスよ、お前はいったい、どういうふうに思ってそんなに何度も何度も鳴く。


[補註]

・句切れなし。


―――――

ながめたる 庭に聞こゆる 時鳥ほととぎす いかに思ひて あまたたび鳴く

―――――――



(令和元年七月九日)(二〇一九年)(夏歌なつのうた

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