012 鶯や聞こゆまじきの…… 文法、句切れなし
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珍らかなる鳥を
・うぐいすや きこゆまじきの なつのよに いづらともなく なきまさるらん
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[通釈]
よくも悪くも珍しい鳥を詠んだ歌
聞こえるはずのない夏の夜にどうして、ウグイスが、どの辺りともなくしきりに鳴いているのであろうか。
[補註]
・文法…結句「らむ」→原因推量を表す。
・句切れなし。
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(令和元年六月八日)(二〇一九年)(
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