田舎暮らし

作者 菊地徳三郎

自分のことは、自分以外が教えてくれる。

  • ★★★ Excellent!!!

 田舎暮らしに憧れる主人公は、移住フェアに赴く。しかし主人公が訪ねたブースは、一人も移住相談者がいなかった。
 憧れの田舎に移住した主人公は、小さな畑や川魚などで、田舎暮らしを満喫していた。しかし、熊や鹿などの動物たちが急に話しかけてきて、「田舎を舐めるな」という内容の苦言を呈するようになった。
 すっかり気弱になった主人公に、話しかけてきたのは、区長だった。
 そこで主人公は、初めて移住先の人々に出会うのだが……。

 自分のことは、自分一人では分からない。
 自分がどんな人間なのかを教えてくれるのは、案外、自分とは違った他者なのかもしれない。

 是非、御一読下さい。

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