第132話 尻戟に備えろ

 ――尻相撲。

 昨今では遊戯として認識されがちだが、大きな誤解だ。

 尻相撲の歴史は古く、俺と利一の祖国――日本の弥生時代から伝わるとされる、由緒正しき決闘法なのだ。

 一説によると、天の岩屋に引きこもった日の神アマテラスを呼び戻すために神々が踊ったヒップホップが起源だと言われているが、真偽のほどは定かではない。


 こんな話がある。

 かつて、日本人は中国の諸王朝や、その周辺諸国から倭人と呼ばれていた。

 かの有名な『漢書』にも、次のような記述があるとか無いとか。


 ――倭人やべぇ。怒らせたら尻で攻撃してきた。怖ぇ。もう交易したくねぇ。


 尻相撲の恐ろしさは、他国にまで知れ渡ったという。

 実際、戦争のいくつかは尻相撲によって行われたこともあるとか無いとか。

 己が尻を武器と化してぶつかり合う。

 それは決戦であり、血戦であり、まさしく尻戦けっせんだった。


「鎧は外させてもらう。バランス感覚も要求されるこの勝負で、重い装備をつけたままでは不利だからな」


 ケージの中で利一と背中合わせに立つカリィが、パチ、パチ、と留め具を外して上半身につけていた鎧を脱いだ。本気でやる気だ。

 そして、それは利一も同じ。


「カリィさん、この尻相撲でオレが勝ったら、オレのことはリーチって呼び捨てで呼んでもらえませんか?」

「姫と呼ばれるのは不満か?」

「不満です。友達になったのに、対等な関係って感じがしません」

「対等な関係、か」


 気を利かせた岩男が、脱いだ鎧を邪魔にならないようケージの隅に移動させた。

 イエティ(仮)とカメレオン男も手を止め、ギャラリーになっている。


「ならば、私が勝った場合の要求も出させてもらうぞ?」

「当然です。何が望みですか?」

「君とタクトの話を聞かせてほしい。君がまだ男子だった頃、タクトと何をして、ナニを感じ、どのように友情を育んできたのか。知りたいんだ。どんな些細なことでもいい。断片的なものでも構わない。細部はこちらで勝手に補完する」

「……タクトのことを知りたいんですか?」

「タクトのことというか、君たち二人の関係をな」

「もしかして、カリィさんも拓斗を……」

「私? 私がどうかしたか?」


 なんだ? 何を喋っている?

 どことなく不穏な空気を感じるが、二人してぽそぽそ喋るので聞き取れない。


「応援します」

「これから戦う相手を応援してどうする。言っておくが、手加減はしないぞ」

「オレも負けるつもりはありません。いや、勝たせてもらいます」

「全力で来い。互いに持てる力の全てを出し尽くそう」


 カリィが土で固められた地面に半円を描き、利一がもう半分を描き足して小さな土俵を作った。足が地面から離れても負けだが、あの円から出されても負けだ。

 両の拳を握りしめ、膝はやや曲げて中腰に。

 気合いと構え。二人の準備が心身ともに整った。

 相撲では「はっけよい、のこった」が定番だが、カリィには聞き慣れない言葉だろう。彼女たちの本気を汲むなら、ここでも条件は同じであるべきだ。


 ――いい勝負をしろよ。


 健闘を祈り、俺は頭上高くかざした右手を一気に振り下ろした。


「始めッ!!」


 ぐいん。

 俺の号令を合図に、両者が全く同じタイミングで腰を大きく前に突き出した。

 勢いをつけ、開始早々にでかい一発を喰らわせる気だ。

 気づけば俺もまた、拳を固めていた。


 ゴッ。


「――ッッッ!?」


 鈍い音が耳を打った直後、利一が声にならない声を上げた。

 車と自転車の正面衝突。

 目の前の光景を見て、俺はそれを連想した。

 尻だから正面じゃないというツッコミもあるだろうが、注目すべきは結果だ。

 車がカリィで、自転車が利一。力勝負にすらなっていない。

 利一の尻が完全に押し負け、弾かれ、仰け反るようにして踵が浮いてしまった。

 かろうじて爪先で踏み止まっているが、この結果には利一も面食らっている。


 だが、俺はこうなることをある程度予想していた。

 カリーシャ・ブルネット。

 若くして王都騎士団第三小隊の隊長を務める彼女のレベルは18。

 驚くなかれ、平常モードの俺よりも高い。

 レベルの高さはいくつかの要因から総合的に算出される。筋力だけで見れば男の俺の方が強い。とはいえ、カリィの筋力が弱いかと言うと、そんなことはねェ。

 騎士として体を鍛えている彼女の力に、同じ女の身で利一が勝てるはずもない。


「あ、ぶなッ!」

「どうした? ずいぶんと軽いじゃないか」


 利一が青ざめ、カリィがほくそ笑む。

 そして俺は、あることに気づいて目を剥いた。これは俺にも予想外だった。


 たゆん、ゆんゆん。

 跳ね上がった上体に、一拍遅れて連動する利一のたわわな胸。


「ちょ……!!」


 超・超・超揺れてますけど。

 利一の制御を無視し、全く別の意思が働いているかのように、たゆんたゆんと。

 その躍動感たるや、まさにギガンテスの猛り。

 浮いた踵を戻し、体勢を整えた後も胸だけは余韻を残して二度三度と揺れた。

 カリィは――……異常無し。


「パワーは私が上。スピードはどうかな」


 カリィの尻が閃光の如く瞬いた。

 とは言い過ぎかもしれないが、思わず表現を誇張したくなるほどの連撃。

 間断無く、パン! パン! パン! と尻と尻のぶつかる音が鳴り響く。

 尻から出発した振動が腰を伝い、背中を伝い、そして胸へと届く。

 ぷるぷるぷるぷる。

 ぷるぷるぷるぷる。

 小刻みに、休まることなく揺れ続ける。


「そらそら! 防戦一方じゃないか! やはりリーチ姫は、姫として大人しく皆に守られているのがお似合いなのか!?」

「く、そ……!!」


 突然だが、俺は自他ともに認めるおっぱい派だ。

 だけど尻と――ではなくカリィと出会い、尻も悪くないと思うようになった。

 もしかして、胸よりも尻の方が? なんて浮気しそうになることもあった。

 でも悪い。やっぱり俺は、死ぬまで断固としておっぱい派だ。


「こんなの見せられちゃな」


 相手は親友で元男だ。だからなンだ?

 普通に勃つわ。


 まずい。今日はちんこケース――もとい、EXカウパーを装備してきていない。これでは隠しようがない。二人が勝負を終えて戻って来た時、俺が前屈みになっていたら軽蔑は必至。かくなる上は――


「フレア、緊急事態だ! 俺を後ろから抱き締めてくれ!」

「わかったワ!」

「理由くらい聞けよ!」


 嬉々としてフレアが俺を抱きすくめた。

 背後で爆撃テロが起きても生き残れそうな頼もしさと気色悪さを背負うことで、股間のエレクチオンをやりすごす。あー萎える。スゲェ萎える。


「タクトさん、尻相撲っていうのは、あんな風に攻め続けるのが定石なの?」

「いや……」


 尻相撲で勝つためには、いかに相手のバランスを崩すかという点に終始する。

 バランスを崩すのは、想定外のことが起こった時。つまり、尻を突き出した時に避けられて勢いが止まらず、相手の方に足が動いてしまうことが多い。

 そのため、勝つための手段としては、これを相手にやらせればイイ。

 適度に攻撃して相手を挑発し、自滅を誘うのだ。


 しかし、カリィの頭にはそんな戦法なんて無い。初撃みたいな一発の威力は無い代わりに、利一が反撃する隙を与えない。避ける余裕すら与えない。

 尻の弾幕。圧倒的な尻圧で、利一の行動の一切を封じている。

 それを可能にする抜群のボディーバランス。中でも特に尻の操作性は超一級。

 まさに尻の申し子だ。


「カリィの奴、一気に勝負を決める気だ」


 パン! パン! パン! パン!

 利一の尻を容赦なく打つ音が響き渡る。


「どうやら勝敗は見えたな!」

「ひ、ぐ! 負ける……もんか! ひんっ! あんっ!」

「口ではそう言っても(自分の敗北が近いことを)感じているんじゃないのか!?」

「そんな、こと、あっ! くっ! ああんっ!」


 カリィの高速ピストンは留まることを知らない。

 今この瞬間に決着がついても不思議はない。

 頑張れ……負けるな利一。

 ぷるぷるぷるぷる。

 ぷるぷるぷるぷるるるるるる。


「フレア、もっと強く! もっと情熱的に抱きしめろ!」

「タクトさん、好き! 幸せにして!」

「勘違いすンな!」


 俺は俺で自分との戦いに白熱している間に、カリィがラストスパートに入った。

 パン! パン! パン! パン!

 パン! パン! パンパン! パンパンパパパパパパン!!

 腰の動きが加速し、力強さが加わった。


「そろそろ(円の外に)出させてもらうぞ!」


 宣言どおり、利一の足は徐々に地面を滑り、円の外へと押しやられていく。

 残すところは土俵際の踏ん張りのみ。


「い、やだ! 負けたく、ない! 負けたくない!!」


 利一がそう叫んだのと同時。

 ふわりと、甘い香りが漂ってき――――


「……………………………………………………おっぱい……」

「タクトさん、しっかりして!」

「あ、ハッ!?」


 ウソ、俺、魅了されてた?

 フレアに抱かれていなければ、ふらりと利一に近寄っていたかもしれない。

 けど、作戦どおりだ。相手に負けたくない。勝ちたいと思う利一が無意識に放出した魔力が、とうとう魅了の効果を持ち始めた。


「アンタら、早く外に出ろ! 巻き込まれるぞ!」


 目をとろんとさせた岩男たちに向かって怒鳴り散らし、正気に戻させる。

 岩男たちが慌ててケージから外に出て来た。

 魅了ヤベェ。今は垂れ流し状態だからイイが、もしこれを一人の対象に向かってダイレクトに放てるようになったら、自我なんて軽く吹っ飛ばされちまいそうだ。


 そんなことを考えていると、不意に、カリィの尻戟が止んだ。

 とはいえ、時間にすれば一秒に満たないだろう。だがその一瞬の間は、嵐の前の静けさとも、台風の目とも言える不気味な気配を伴っていた。


 ――ぞくり。


 気配の正体を知り、背筋に悪寒が走る。

 カリィが弓を引きしぼるように、この勝負一番の反りに入っていた。

 利一の踏ん張りもろとも土俵の外へと弾き出すつもりだ。

 獅子は兎を狩るのにも全力を尽くすというが。

 自身の言葉に偽りなし。カリィは全力をもって利一を仕留めに掛かっている。


 見ている者は理解している。最初の一撃を超える一撃が放たれると。

 しかし、背を向けている利一には、そんなことは知る由もない。

 利一に注意を呼びかけるか? いや、それはフェアじゃない。

 気勢を発すれば相手に気づかれる。だからカリィも声を出さなかった。

 それでも俺には、カリィの口が「トドメだ」と、そう言ったように見えた。

 ……終わりだ。手も足も尻も出せず、利一は敗れてしまう。

 唸りを上げて繰り出される会心の一撃が、無防備な利一の尻に襲い掛かった。

 が、


「その一撃を待ってました」

「……何ッ!?」


 利一がニッと笑い、カリィの尻が空を切った。

 まるで背中に目があるように、完璧なタイミングで利一が尻を引いたのだ。

 それに合わせて豊かな双丘が宙を舞う。

 どうしてかわせた? 利一はいったいどんな手を使ったンだ?


「……まさか」


 カリィが鎧を脱いだように、尻相撲において、上半身の重みは枷になる。それは利一の胸にも言えることだが、こっちは外すことなンてできない。

 だけど利一は、胸のハンデを補う武器を持っていた。


「翼か」


 普段は横に開いている小さな翼が、今は前に倣えをするように立てられている。

 尻と尻がぶつかるより早く。

 翼はカリィの背中に触れ、その動きを利一に知らせていた。

 ズルい? いいや、ズルくない。

 尻相撲で手を使うのは反則だし、基本的には尻だけで勝負するが、体の後ろ――肩や背中を使うのはアリだとされている。これは本当だ。

 それに何より、カリィが言ったンだ。

 持てる力の全てを出し尽くそうと。


 尻すかしを喰らい、バランスを崩されたカリィが急いで尻を引いた。

 その勢いに合わせ、利一もまた渾身の一撃をお見舞いする。


「でえええい!!」

「っと、うわ!?」


 利一め、跳ね上げた乳房の反動まで利用していやがる。

 なンて奴だ。最後の最後で、ハンデだった乳をも味方につけるとは。


 名づけて――反動乳翼尻砲(はんどうにゅうよくしりほう)。


 てところか。

 カリィの足が地面から離れ、土俵からも全身を投げ出した。

 利一の逆転勝ちだ。

 ――と思いきや、全力で尻を打ちつけた拍子に利一までもが前方につんのめり、土俵外に出てしまった。


「ほぼ同時だったな」

「あらら。ということは、引き分けネ」


 惜しかったな。でも大健闘だと思うぜ。

 四つん這いに倒れた利一の表情も満足気で、悔しさは浮かんでいない。

 カリィも、してやられたといった風に笑っている。


「まいった。やるじゃないか、


 引き分けではあったが、カリィが利一を呼び捨てで呼んだ。

 尻で繋がる友情か。悪くねェな。

 利一に手を貸してやろうと、カリィが手を差し出した、その時だった。


「「「シャブレヤアアアアアアアアアアア!!」」」


 シャブシャブ鳥のヒナたちが、発情の叫びと共に一斉に利一に群がって行った。

 いや、正しくはヒナたちの半数――利一の魅了にあてられた雄ヒナがだ。


「どわあああああっ!?」

「「「シャシャシャブリヤガレヤアアアアアア!!」」」


 瞬く間に、利一の体が黄色に埋もれて見えなくなる。

 対して雌ヒナは、しーんと無反応。見事なまでに選り分けられている。


「利一、そのまま雄の囲いに移動しろ!」

「お、おう、ちょ、どけ、踏んじゃうだろ!」

「「「シャブッテエナアアアアアアアアアアア!!」」」


 ヒナを踏まないよう、利一がすり足でケージの右手側にある囲いに入った。

 それを雄ヒナが追いかけ、あっという間に選別を完了する。


「ひえええ、た、助け!」


 フレアがケージに入り、ひょいっと利一を囲いから持ち上げた。体に引っついたヒナを手でぱらぱらと払い落としてから、すとんと地面に下ろしてやる。


「ど、どうもです」

「うふふ、羽毛だらけネ。でも、このクエストは、どうやらお姫ちゃんの――」


 審判を務めるフレアの口から雌雄鑑定競争の勝敗が告げられようとした。

 だが、それを許さない者がいた。

 岩男じゃない。

 イエティ(仮)でもない。

 カメレオン男も違う。


「シャブセクYeahhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!!」


 シャブシャブ鳥に負けじと奇声を発したモヒじじいだ。

 気絶していたから問題無いと思い放置していたが、完全に魅了に掛かっている。

 つなぎの股間部分を高齢とは思えないほどギンギンにおっ勃て、獣のように涎を撒き散らして利一に飛び掛かった。

 俺じゃ間に合わない。フレア、利一を守ってくれ。


「キャアアアア! おちんちーん!」


 キャア、じゃねェだろ! テメエにも付いてンだろうが!

 逆にフレアが利一の小さな背中に隠れてしまう。


「く、来んなああ!」


 反射的に振り被った利一の張り手が、モヒじじいの横っ面にヒットした。

 俺は見た。

 モヒじじいの体が、空中でビクビクンッ!! と大きく痙攣したのを。


 幸い、モヒじじいは利一にぶつからず、傍らに落下した。

 そのままうつ伏せに倒れ、起き上がってこない。

 張り手が強すぎた? そんなことはねェと思うけど。


 利一から出ていた甘い匂いは消えている。魅了の魔力はもう出ていない。

 代わりに、なンだ? この生臭い匂いは……。


 つんつん、と利一がモヒじじいを足で突いた。

 しばらくして、またビクリと体を跳ねさせ、「うぅ……」と呻き声を漏らした。

 気がついたようだ。地面に手をつき、もそもそと体を起こして正座をした。

 なんで正座?

 それよりも、瞳が噓みたいに澄んでおり、憑き物が落ちたように静謐な顔つきになっているのはどういうことだ?


「……人生最高の幸福とはなんでしょうか」


 しかも、なんか言い出した。

 誰かが答えるのを待たず、モヒじじいは続きを語っていく。


「それは富でも名誉でもありません。自分のしたいことを見つけ、それに取り組むことです。人はそれを〝生き甲斐〟と呼んでいます」


 さいですか。


「人生には、どうしても必要なことが三つあります。それは夢と、ロマンと、反省です。人はこの三つを持っていないと上手くいかないのです」


 モヒじじいに何が起こった?

 皆が頭にハテナを浮かべている中、利一だけがあわあわとうろたえている。


「利一?」

「ど、どうしよう……。思わず〈甲〉撃っちゃった」


 それって全力の【一触即発クイック・ファイア】だっけか。悪意を浄化できるとかいう。

 よく見れば、モヒじじいの股間に黒い染みが出来ている。匂いの正体はあれか。


「私は〝セクハラいきがい〟を見つけ、十分に〝ゆめ〟と〝お尻ロマン〟を追いかけました。あとは人生を振り返り、反省するのみです。そのことに気づかせてくださった皆様には感謝の念に堪えません」


 手を合わせ、正座したままお辞儀をするモヒじじいは、まるで人生の大半を修行に費やした高僧のようであった。


「これ、どうすンだ?」

「か、感謝していると言っているし、問題無いのではないか?」

「そ、そうネ。多分、ご家族も喜ばれるんじゃないかしら」


 カリィとフレアの言うように、後日、モヒじじいの家族からギルド宛てに感謝状が届くことになるのだが、それはまた別の話。


「えー、というわけで、このクエストはお姫ちゃんのものってことでいいわネ?」


 フレアが岩男たちに確認を取った。


「完敗イワ。おめでとうと言わせてもらうイワ」


 イエティ(仮)とカメレオン男も頷き、それに同意した。


「本当にイイのか? カリィ――ギルド職員の手を借りたとかって、もっとゴネるかと思ったンだけど」


 尋ねると、岩男たちは、ふっと穏やかに笑った。


「そんなことより、おっぱ――凄い勝負を見せてくれたことに礼を言いたいイワ。今は少しでも早く帰って一人になりたいイワ」

「そうか」


 その気持ち、わかるぜ。マジで凄かったもンな。

 誰からともなく拍手が鳴り出し、次いで祝福の言葉が利一に送られる。

 おめでとう。

 おめでとう。

 こうして、利一は俺より先に初のクエストを達成したのだった。

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