第22話京の冬

沖田は、肺結核で寝込んでしまった。


代わりに一番隊の隊長に太郎がなった。


太郎は、人が変わったように鬼と呼ばれるようになった。


本物の坂本龍馬を執拗に追うようになった。


京都に冬の季節が訪れた。


長州藩、桂小五郎を池田屋で殺せなかった。


逃げの小五郎と呼ばれていた。


「ご用改めである!」


京都の町で新撰組は毛嫌いされていた。


血で血を染める。


吉村に


「最近、中村君は変わりましたね。」


と言われた。


「‥‥。」


土方にも


「浪人だからって殺しすぎだ。」


と注意を受けた。


「すみません。」


平謝りだった。


太郎は、人を斬ると桜を抱きに行った。


「太郎さん、疲れてるの?」


桜は、着物を羽織ながら聞いてきた。


「うーん‥‥俺は、今、生き生きしてるんだ。」


36歳になって久しぶりにキス、女の温もりを感じて生きてると感じる。


桜の笑顔を見て太郎は異世界に転生されて良かったと思っている。







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