第9話襲撃

「おーい!俺は、まだまだ飲めるぞ!」


芹沢が京の夜道で、高らかに声を上げている。


観察役の山崎から近藤達に合図が上がった。


もちろん、太郎もいる。


近藤、土方、沖田というメンバーが八木邸の庭に潜んでいた。


芹沢は、お気に入りのメンバー達と酒を鱈腹飲んでいる。


八木邸に着くと芹沢はイビキをかきはじめた。


「いくぞ!」


と近藤が言うと刀を抜いて八木邸に土足で踏み込んだ。


土方が、女と寝ていた芹沢の部下の首を容赦無く跳ねた。


それを見た女が悲鳴を上げて土方に刺し殺された。


その悲鳴を聞いて芹沢が刀を持って起き上がった。


しかし、沖田に刀を振り下ろした瞬間、刀が天井に刺さってしまった。


「御免!」


と太郎が叫んで沖田の背後から芹沢を刺した。


芹沢は、動揺する事無く沖田に素手で襲いかかった。


「天誅!」


と沖田は叫んで芹沢の首を跳ねた。


「中村君、爪が甘かったね。」


と沖田は笑った。


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