第6話会合

総司に、連れられて太郎は八木邸に向かった。


太郎は、京都旅行で八木邸を見学していた。


「なーんか、近藤さんが話があるってさ!」


総司は、愉快そうに歩きながら太郎に言った。


屋敷に入るとピリピリした空気が流れていた。


襖を開けるとそこには近藤勇、土方歳三が怖い顔をして待っていた。


「中村君、座りたまえ。」


歳三が静かに言ってきた。


太郎は、言われた通りに座った。


「どうだい?芹沢は?どう思う?」


「え?芹沢さんですか‥‥。」


「そう、芹沢!」


と総司が口を挟んできた。


歳三は、イライラしている様子だった。


芹沢は、太郎に日々、顔を合わせると苦虫を噛むような表情をしていた。


「少し絡まれましたが、沖田さんに助けてもらってからは何もされていません。」


太郎は、素直に答えた。


勇が、「中村君、芹沢を斬るよ。」


と暗い顔で断言した。




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