第4話沖田総司

俺は、近藤勇に連れられて一軒の家屋に到着した。


庭では、一人の青年が子供達と泥んこになって遊んでいた。


「総司!」


と勇は泥んこになっている青年に声をかけた。


総司?あの沖田総司!


「何ですか?近藤さん!」


と総司はゲラゲラ笑いながら近づいて来た。


「中村太郎君だ!今日から一番隊に入隊した。面倒を見てやれ!」


太郎を、総司はマジマジと見ると


「商人でしょう?おたく?」


と聞いてきた。


「はい!商人です!」


「やっぱり、剣術使いにはとても見えない。」


ケタケタ総司は笑ってよろしくと言ってきた。


「よろしくお願いします。」


と太郎は頭を下げた。


「総司、咳は止まったのか?」


「はぁ‥‥まぁ一応。」


勇は、優しい表情になって総司に聞いた。


「この中村太郎君は、長崎まで行っている。お前に効く薬もあるかもしれん。」


そうか、沖田総司は肺結核だったな‥‥。






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