第85回:格ゲーでもラスボス(ゴール)は必要

あっさり系ですが、分かる人は分かるネタです。


・ラスボスはゴールと一緒

 昔のゲームはループ物というか、全面クリアしても2周目に突入する様な作品が多かったのです。それこそゲームオーバーしない限りはプレイ出来る事になりますよね。しかし、それではゲーセン側も……と言う事でラスボスが設定されてラスボスを撃破すればゲームオーバーになる形が出来ました。


 あの『ストリートファイター』シリーズでは初代ラスボスはサガットです。別の意味でも衝撃ですが……スト2では四天王と言う立ち位置を考えると、別のラスボスがいるとも考えそうですよね。しかし、シャドルーという組織が実際に活動を始めたのは2と言われています。そして、その総帥としてベガと言うラスボスも誕生しましたよね。


 スポーツ物だと、スト2のように悪の組織の総帥等がボスではない作品もあるでしょう。その格闘技大会で優勝してエンディングを迎えるキャラだっていますし、『デッドオアアライブ』ではザックと言うキャラが大会で優勝、その賞金で島を購入したのが『DOAX』(DOAビーチバレー)という裏エピソードに似たようなルートをたどる作品だってあるはずです。


 ザックのような特殊事例は置いておくにしても、ラスボスを倒せばエンディングを迎えるのは分かりますよね。格ゲーだと続編と言うよりもアッパーバージョンでキャラ追加やバランス調整された新作がリリースされる事が多いですが。

(ストーリー的な意味で続編と言うのは、格ゲーではレアケースと言えるでしょう。スト2の次に出たのは、四天王が使用可能になったダッシュ、更にはゲームスピードをアップさたりしたダッシュターボなので)


 バージョンアップと言うケースはありますが、格ゲーをWEB小説に当てはめるとラスボスの撃破で本編が終わると言ってもいいでしょう。バージョンアップやアッパーバージョンは、俗に言う加筆調整やエピソード追加バージョンと言えば分かりやすいかもしれません。まずは、バージョンアップ(加筆など)よりも選択した主人公でラスボスを撃破し、エンディングを迎える(完結)小説を目指しましょう。

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