第14回:意表を突いた世界設定
ここから数回は「現実世界」や「現代」題材の小説を書く人が少なくなっているのでは……というメタ発言全開のネタです。
・現代物を作る上での世界設定
現代物だと異世界と違って制約が色々とあってつらい――と思っていませんか?
滅亡後の世界が舞台だったりすると、舞台が異世界と変わらない気配もするかもしれませんが、異世界を舞台にした作品でポストアポカリプス物はゼロではないので、現代物の十八番ではなくなっているかもしれません。
異世界物の十八番と言えば、転生や転移です。現代でも転生物は探せばありますし、「ゾンビランドサガ」というような変化球だってあります。異世界物の十八番も現代物で活用できる設定と言えるでしょう。
――若干脱線しましたが、蓋を開けてみると設定の制約はないと言えます。現代を題材にする以上はコンプライアンスとか法律とか、その辺りは考慮しないといけませんが。基本的には、そこまで細かい描写がいるのはミステリーとか推理要素や現代科学要素、刑事や警察系と言ったカテゴリーでしょう。
(キッズ向けの小説で竜が如くとかGTAシリーズのような暴力描写やグロ描写をやるのも読者層を無視していると言われかねません)
以前にも創作ノウハウで言及しましたが、ほぼ何でもありな作風はキッズ物でもない限りは通じない時代になっています。逆にキッズ物でも色々とテーマが練られている物だってあるので――。
ホビー物でも近年はイースポーツやYouTuberと言った要素を入れているので、それだけ昔のテンプレでも最近の話題を入れれば、化学変化だっておきると言えるでしょう。
実際、異世界物でも現代物でも世界観を作る作業量が変わる事はありませんので、難しく考えないで流行を追うのではなく自分の技術にあった作品を作るのが重要なのですよ。
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