第24話 月夜の思い

夜光とルドの見合いのためにケンタウロスの住むドープの森へやってきた夜光、ルド、ゴウマ、そして、心配でやってきたセリア達マイコミメンバーは見合いの時まで、森でのんびりしていた・・・


日が傾き、辺りが夕日に包まれていた頃・・・

夜光たちはなぜか、昼過ぎから森を探索していた。

散歩しているわけではない。

実は昼に、セリアの弁当を食べようとした時に気づいたのだが、

なんとゴウマが見合いの準備で夕食を忘れてしまったのだ。

夜光はケンタウロスから食料を提供するように頼んだらどうかと提案するが、それは無理だった。

ケンタウロス族の食事は、基本的にその日の狩りで入手した動物や魚、または木の実などをその日に食べている。

冷蔵庫のような食料を長い期間保管できるものがないため、肉や魚はすぐ腐ってしまうので、ケンタウロスにとって食料は貴重なのだ。

ついでに言うと、木の実はケンタウロスしか食べられない特別な実のようで、人が食べるとお腹を壊すらしい。


そう言った理由で、仕方なく全員で狩りに専念していたのだ。

ケンタウロス族は素手で魚を取るらしく竿やエサはない。

その上、ルドは魚取りがあまり得意ではないらしいので、魚は諦めた。


狩りに自信のないゴウマ、セリア、セリア、ライカはセリアが持っていた植物図鑑を片手に野草を探すことにした。


夜光とスノーラはルドを先頭に獲物探しをしていた・・・


しばらく、森のあちこちを歩いていた3人の前に突如、巨大な影が姿を現した。それは・・・

「グォォォ!!」

「・・・熊ぁぁぁ!!」

夜光もこれには驚いた。それはそうだ。そこには2メートルを越える巨大熊がいるのだから。

しかし、ルドは嬉しそうに

「この時期に熊とは珍しいな。こいつの肉はケンタウロス族でも滅多に食えねぇんだよな」

と冷静に解説する。

「それよりどうするんだよ!! このままじゃ俺たちが食料になっちまうぞ!!」

「グォォォ!!」

熊は今にも夜光たちに襲いかかりそうなほど興奮していた。

「夜光さんはお下がりください」

慌てる夜光を後ろに下がさせるスノーラ。

次の瞬間! スノーラはすばやく銃を抜き、熊の急所を数ヶ所打ち抜いた。

出血した熊は苦しみ、その機にルドが熊の腕を掴み!

「おらぁぁぁ!!」

熊を背負い投げの要領で投げ飛ばした。

「・・・」

銃弾と投げ飛ばされたショックで熊は死んだ。即死だった。

「・・・マジかよ」

夜光は唖然とした。


すばやい早打ちを疲労したスノーラとルドの怪力のコンビネーションにより、夜光達は熊肉を入手した。



夜になり、夜光達はルドの家で食事の準備をすることにした。

ちなみにフォーレは友人達と食事をする約束があると言って外出した。


熊肉は火で丸焼きに、野草はサラダにすることにした。

丸焼きはケンタウロスのルドが手慣れているのでルドに任せた。

ルドは、大きな斧で熊の体を豪快に切っていき、火に炙っていった。


他のメンバーはセリア達が入手した野草を井戸水で水洗いして、食べやすいようにルドの家にあったナイフで切り刻んでいた。



作業から1時間半後・・・熊肉の丸焼きと野草サラダが完成した。

夜光達はルドの家の皿に肉と野菜を盛り付け、礼儀良く手を合わせて「いただきます」と言ってから食べ始めた。


食べた時のそれぞれの反応はこんな感じ。

「おいしい~!!・・・おいしい~!」

シンプルな感想を連発するだけのセリナ。

「・・・思ったより食べやすいわね。この肉」

「そうだな。肉厚で味は濃厚だが、それでいて油っこさはあまりない」

熊肉を絶賛するライカとスノーラ。

「お・・・おいしいですね。お父様」

「そうだな。 自然の中での食事はやはり格別だ」

料理だけでなく、自然を満喫するセリアとゴウマ。

「(なんで酒がねぇんだよ・・・)」

料理の感想を言わず、酒がないことに不満を感じる夜光。

「・・・(こうして大勢で食べる飯ってのも悪くねぇな)」

みんなと食べる食事に自然と笑顔が浮かんだルド。



食事が終わり、みんなで使った食器等を井戸水で洗っていた時だった。セリナがふと、こんなことを言い出した。

「・・・ねぇ、ルドちゃん。ここってお風呂とかないの?」

「そんなのねぇな。ケンタウロスは基本、水浴びで済ませてるから」

「そうなんだ。 じゃあ、これからみんなで水浴びしようよ!

みんな少し汚れているから」

セリナの言葉を聞き、みんなは初めて自分の服や体が汚れていることに気づいた。

食料探しで散々、森の中を歩き回ったのだから無理もない。

「・・・確かにこれでは清潔とは言い固いですね」

「じゃあ、昼間に遊んでいた川で水浴びする?」

夜光達はライカの提案に賛同した。


食器洗いが終わり、夜光達は各自が持ってきていた着替えとタオルを持って、再び昼間の川へと向かった。


セリア達は昼間遊んでいた場所に、夜光とゴウマはそこから離れた場所で水浴びすることにした。


まずは、セリア達の様子・・・

「・・・ちょっとルド。本当にここには誰も来ないのよね?」

ライカは辺りを見渡しながらルドに訪ねた。

いくらケンタウロスの森だからと言っても、外で衣服を脱ぐのは抵抗がある。それが年頃の少女ならなおさらだ。

「心配ねぇよ。この川は普段から誰も来ないんだ」

「えっ!? なんで!? こんなにきれいな川なのに」

星と月の光で美しく輝いている川を見て、セリナが驚いた。

「この川にはいつも魚がほとんどいない上、水浴びするにはケンタウロスじゃ浅過ぎるからな」

それを聞いて安心したセリア達は衣服を脱ぎ、ゆっくりと川に入っていった。


「うわっ! ライカちゃんでっか!」

ライカの大きな胸を見て驚いたセリナは、思わずライカの胸を揉み出した。

「ちょ!! あんたどこ触ってんのよ!!」

迫るセリナに抵抗するライカ。

しかし、セリナは悪びれもせず

「だって、ライカちゃんのおっぱい大きいんだもん!」

「もん!じゃない!! だいたいあんたやセリアだって大きいじゃない!! そんなに揉みたいならセリアのでも揉んでなさいよ!!」

思わず月明かりの当たらない影に隠れるセリア。

「セリアちゃんのは見たことあるけど、ライカちゃんのは初めて見るから」

「だからって、なんであたしなのよ!! ・・・こらっ!!いい加減にしないとぶっ飛ばすわよ!!」

その様子を少し離れた所で眺めているスノーラとルド・・・

「・・・あいかわらずだな。あの方は」

「・・・そうだな」

スノーラはルドのどこか元気のない様子に思わず尋ねた。

「ルド。何か気になることがあるのか?」

「なんだよ。急に」

「長い付き合いだからな。お前の様子の変化くらいわかる」

スノーラとルドはほぼ同時期にホームに来た。いわば同期のようなものだ。性格は違うが、とても意気が合うので自然に一緒にいる時間が多くなった。

「・・・お前にいは隠せないな ・・・両親のことでちょっとな」

「両親?」

「・・・両親はオレを病人として扱うことがすごく嫌なんだ・・・・」

「病人・・・」

人間と違ってケンタウロスのような異種族は障害に関して認識がほとんどない。そのため、異種族にとって障害はただの病気なのだ。

特に精神障害のような目に見えない障害は、異種族にとってはざれ言にしか思えない。

「ホームに通っていて、オレなりに障害のことは理解しているつもりだ。 両親は本気でオレを心配しているのも理解している・・・だけど両親に{お前は病気だ}って言われるたびに自分がすごく惨めに感じるんだ。オレはただ頭がおかしいだけなのかって錯覚することもある」

「・・・ルド」

同じ障害者であるスノーラにはその気持ちが、痛いほどよくわかる。

どんなに悪意のない言葉でも、知らず知らずの内に相手を刺す言葉のナイフになってしまう。

両親にとっては病気やざれ言でも、ルドにとって障害は自分の一部のようなものだ。

「・・・悪い。楽しく水浴びしている時にこんな話なんかして」

「・・・いや、私も同じ立場だったら、きっとお前と同じことを考えていただろうからな」

「本音を話したら少し楽になったよ。ありがとうな、スノーラ」

ルドの表情に少し明るさが戻った。

「・・・そうか。それなら何よりだ」

そこへ突然、セリナの叫び声が辺りに響く。

「うわぁぁぁん!! たーすけてぇぇぇ!!」

視線を向けると、セリナはライカに追いかけられていた。

「待ちなさい!セリナ! 本気で1回ヤキを入れないと気が収まらないわ!」

「ごめんなさぁぁぁい!!」

2人は互いの顔を見てフッと笑い、呆れつつも止めに入ったのだった。



一方セリア達とは離れた場所で水浴びしている夜光とゴウマ。

2人はさっさと水浴びを終え、川原で寝そべっていた。

「何が悲しくて中年のおっさんと水浴びしなけりゃならないんだ・・・」

夜光でなくても、おっさんと水浴びして喜ぶ男はいないだろう。

「それは悪かったな。嫌ならセリア達の所に行ったらどうだ?」

ゴウマが冗談で言うと、夜光は鼻で笑った。

「俺に死ねって言ってるぞ。それ」

水浴びしているセリア達の所へ行けば、どうなるかなど想像するまでもない。夜光とて命は惜しい。


夜光とゴウマが星空を眺めながら、セリア達の水浴びが終わるのを待っていた時、ゴウマがふとこんな質問をしてきた。

「夜光君。君は元の世界に帰ろうと思わないか?」

「なんだよ。急に」

「君と誠児君がこの世界に来て、もう1ヶ月になる。

だから寂しくなったのでは?と思ってな」

夜光と誠児の家族はすでにこの世にいない。

そして、心配している友人も特にいない。

だから、2人元の世界に帰ることにあまり積極的ではないのだ。

「別に。誠児の奴はどう思っているか知らねぇが、俺には家族もいないし、友人も誠児しかいない。だから急いで戻る必要がない・・・それだけだ」

「・・・そうか。寂しくないならそれでいい」

ゴウマがそう言って話を終えると、今度は夜光がこんな質問をした。

「・・・俺も気になることがあるだが」

「なんだ?」

「なんでホームなんて作ったんだ? あんなの完全にボランティアじゃねぇか」

夜光は以前笑騎に聞いたことがあるのだが、ホームで働くスタッフの給料や経費などはすべて国が負担しているらしい。

就労の訓練生やデイケアメンバーからは金は一切取っていない。経済的に余裕があったり、バイトなどで稼ぎがある者は除く。

「・・・ホームは妻の夢なんだ」

「妻の夢?」

「あぁ。ワシの妻は生まれつき目に障害をもっていて、

目が全く見えなかったんだ」

ゴウマは少し寂しげな表情を浮かべていた。

それを隠すように星空を眺めた。

「妻は子供の頃、よくそのことでからかわれていたんだ。

昔は今より、障害者に対する偏見がひどくてな。

障害者に対するいじめが多発していた」

「(どこの世界でもいじめってあるんだな)」

「ワシがこの国の王になり、妻が王妃になった時、

妻は障害者達への偏見を無くすために、なにかしようと考えた。

そんな時に、きな子先生から一冊の本を渡されたんだ」

「本?」

「君らの世界にいる障害者についての本だ。

そこには就労支援、デイケアなどの障害者のための施設や

カウンセリング、特例子会社などワシらが全く知らないことがたくさん書かれていた」

「(あのウサギがそんな気のきくことをするとは思えない・・・)」


とある温泉・・・

「は・・・はっくしょん!! あれ? 風邪引いたんかな?」

噂されたウサギがいた。


話を戻します。

「ワシと妻はその本を元に、障害者のための施設を作ることにした。

だが、建物や設備を作ることができても、ワシと妻だけでは障害者達を支えることはできなかった。

だから、ワシ達は障害者の力になりたいと思う者達に協力を申し出た」

「・・・集まったのか?」

「協力を申し出たのはワシの弟とラジオパーソナリティーのトーンの2人だけだった」 

「トーン? あのラジオ局のおっさんのことか?」

トーンとは以前、セリナの実習先のラジオ局で会った人気ナンバー1のラジオパーソナリティーのことだ。

「そうだ。トーンには障害を持つ娘がいてな?

その子もよくいじめられていたらしい」

「(あのおっさんにそんな過去があったのか・・・)」

「ワシらは各自でホーム建設のための努力をした。

ワシと妻はホームの建設に携わり、トーンはラジオで障害者の入所やホームスタッフの呼びかけ、弟は現実世界の書物で精神医学を学んだ

・・・それから5年ほど経ち、就労支援とデイケアを兼ね備えた施設

ホーム

が誕生したと言う訳だ」

「なるほどな・・・じゃあ、他の創立メンバーはどうしたんだ?」

夜光の何気ない質問に少しゴウマがうつむいた。

そして、少し考え込んだあと、ゆっくり口を開いた。

「・・・弟は精神医学を広めるために各地を放浪する旅に出た。

妻は・・・死んだ」

「死んだ?」

「・・・ある日、ワシと妻は馬車でホームに向かっていた。

その時に、外を見ていた妻が集団で暴力を振るわれている少年を見つけたんだ。彼らが少年に向かって吐く暴言で、すぐに少年は障害者だとわかった。そして、集団の中の1人がナイフを取り出し、少年を刺そうとした。それを見た妻はすぐに馬車から降り、少年の盾となって、そのままナイフで刺された」

ゴウマの目にうっすらと涙が浮かび上がった。

「一瞬、何が起きたかわからなかった。ワシはすぐに妻を病院につれていった・・・だが出血がひどく、病院に着いた時にはほとんど瀕死の状態で手の施しようがなかった。

死期を悟った妻は、最後に『みんなを守ってあげて』とだけ口にして、この世を去った。

そして、ワシは妻が描けなかった夢を叶えるためにホームを作り、障害達が安心して暮らせる世界にしたいと決意したんだ」

「・・・」

夜光には言葉が見からなかった。

妻とはいえ、他人のためにそんな巨大な夢を実現しようとするゴウマの決意の強さに、夜光はただ黙っているしかなかった。

「・・・すまんな。せっかくに美しい景色なのに、こんな話をしてしまって」

ゴウマは涙を吹き、明るく振る舞った。

「・・・いや、質問したのは俺だ。 悪かったな」

2人の間に静かな風が吹き始めた時

「2人共!お待たせ!」

セリナの元気な声とともに、マイコミメンバーが2人の元に現れた。

どうやらセリア達も水浴びが終わったようだ。

夜光とゴウマはゆっくりと立ち上がり、セリア達と共にルドの家へと戻っていった。



ルドの家に戻ると、フォーレが出迎えてきた。

「皆様、宿泊するお部屋のご用意ができましたので、ご案内します」


フォーレに案内された先にあったのは、古い小さな小屋が数個。

「・・・(外で寝るよりはマシか)」

別にホテルを期待していた訳ではないが、物置のような小屋に宿泊することには抵抗があった。

「このような場所を用意していただき、ありがとうございます」

律儀に感謝するゴウマにフォーレも頭を下げ

「いえ、お気になさらず。 では、明日はよろしくお願いします」

「こちらこそ」

フォーレはルドに視線を向け

「では、ルド。帰りましょう」

「・・・はい」

元気のない返事をしたルドはフォーレと共に、家に戻っていった。

2人を見送った後、夜光達は適当な小屋に入り、数時間後に全員就寝した・・・


家に戻り、自室で横になっていたルドは、明日の見合いのことを考えていた。

「(明日のお見合い、夜光はどうするつもりなんだろ?

まあ、夜光のことだし適当にお見合いをして帰るつもりだろうけど・・・オレはどうしよう)」

ルドも夜光と結婚するつもりはない。だが、自分のために見合いをセッティングした両親のことも気がかり。

ルドはその板挟みに悩んでいた。

「・・・水でも飲んで少し落ち着くか」

ルドが起き上がり、水を飲むために自室から出た時だった・・・

「(・・・ん? 誰かの話し声が聞こえてくる・・・来客部屋か?)」

それは、昼間にゴウマとストーンが話していた部屋から聞こえてきた。

その部屋は主に、来客との応対で使われている。

「こんな時間に誰だ?」

ルドは気になり、静かに来客部屋に向かった。


物陰に隠れて来客部屋に近付くルドの目に入ってきたのは・・・

「(・・・あれは父さんと母さん? それに話しているのは・・・!! リーフ!)」

リーフとは、かつてルドが好意を寄せていたケンタウロスの少女だ。

ルドはリーフに告白したが、その気持ちを受け入れてはくれなかった。

「(なんでこんな時間にリーフが?)」

ルドが聞き耳を立てると・・・


「リーフ。何度も言っているがルドは病気なんだ。わかってくれ」

ストーンがなだめるように話し掛けると、リーフはかなり嫌そうな顔でこう返した。

「病気なのはわかってる。でも、ルドには森に帰ってきてほしくなかった」

「!!!」

リーフの言葉に、ルドは衝撃を受けた。

「ルドに告白された時、正直私は気持ち悪いと思ったわ。

何よりライバルと思っていた女がそんな言葉を私に掛けるなんて・・・はっきり言って裏切られた気分だったわ」

「!!・・・」

障害の認知が低いケンタウロスがそう思うのは無理もないとルドは強く自分のつらさを押し殺した。

「でも、つらかったのはその後よ・・・」

リーフが語った話をまとめるとこうだ。


ルドがホームに通い始めるために森を離れた後のことだ。

森では、リーフがルドに告白された話で持ちきりになり、

ケンタウロス達はリーフを笑いものにしていた。

次第にその話に根拠もない噂が混じり、《リーフは実はルドと付き合っていた》や《ルドとリーフは肉体関係を持っていた》と言った話に変わり、リーフはどんどん孤立していった。

そして、最も傷付いたのは《闘技大会の出場永久停止》だった。

理由は、大会の参加者達が「女と乱れた関係を持つような女を伝統ある武闘大会に出すな!」と言う声が多数よせられたため。

闘技大会の優勝を夢見るリーフには耐えられない現実だった。

それから、リーフは家にずっと引き籠るようになった・・・


「私の人生はルドに壊されたも同然よ!!」

リーフは大量の涙を流しながら、ルドへの怒りを訴えた。

「・・・許してくれ。"もう少しでルドの病気は完治する"」

ストーンが気になる言葉をつぶやいたが、ルドはそれどころではなかった。

「(・・・オレのせいで、リーフは・・・)」

ルドの目からも涙が溢れていた。それは、悲しみを流す涙ではなく、

ルドに残ったわずかな希望を流し、絶望へ追いやる涙だった・・・

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