研究資料33頁目 マルンド島について

【国】

 エメリナ王国

【集落】

 マルンド島

【種族】

 主に魚人族が暮らしており、少数ながら人間族や獣人族も住んでいる

【土地】

 エメリナ王国の沖合にある大きな島

【気候】

 暖季、暑季、乾季、寒季の四季がある

【言語】

 共通リトシ語

【通貨】

 基本物々交換であったり労働が対価であったりする

 一部の商売でエメリナ王国通貨が流通している

【人口】

 数百人程度(一〇〇〇人には満たない)

【宗教】

 不明

 人間族や獣人族はイパタ教やクェス教を信仰しているが、礼拝堂れいはいどうなどはない

【食べ物】

 主食はパンなどの小麦製品をおかから輸送している

 魚料理が一般的

 海洋生物であれば怪物モンスターも重要な栄養源(味に優劣ピンキリはあるが)

 島に自生する木の実や野草などの植物

【産業】

 表向きは漁業などの手伝いといった肉体労働や島の観光業

 実態は性を売る(無料で)肉体労働や島の飲食店での接客(性の)といった観光業

 一部、まともな人は海底にある鉱物などで装飾品アクセサリーを製作して販売している

【政治】

 島長しまおさや族長と呼ばれる高齢の魚人族が取り仕切っている

 島内ではあまり問題は起きないが、陸とは昔から交流しつつも異性を誘拐ゆうかいし(男女問わず)、そのまま一日から数日に渡って行為におよぶことが横行おうこうしたことから、王都リギアとの協定が結ばれ、同意ない時は無理矢理連れ去らない。連れ去った場合はリギアの法律でさばくということが決定した

 しかし、客引きは取り締まりの対象外であることから、何も知らない旅行者や冒険者が誘惑されて事案になることがしばしばみられることから、ギルドなどに注意喚起ちゅういかんきがなされている

【文化】

 元々水中で暮らしていた魚人族だが、陸上の人達と交流し同じ屋根の下で暮らす為に、現在のマルンド島に居をかまえたとされている

 それまでは、何人もの人間族や獣人族が溺死できししたことから、当時の族長が陸に上がることを決意し今に至る

【特徴・習慣】

  異性とまじわるのが当たり前で、島の至る所で行為に及ぶ

 気が合えば同性でも問題ないらしい

 行為内容は基本正統派だと思われる。場所を問わないので屋内外おくないがいどこでもという点で、正統派と言って良いのかはなはだ疑問ではあるが……

 当然だが、行為に及んで良いのは成人してからで、それは魚人族でも当たり前とされている

 魚人族全てが陸上で生活している訳ではなく、一部の魚人族は陸上と交流こそは持つものの、基本的に水中で生活し続ける者もいる

 陸上の家屋かおくは、建築の経験や技術のなかった種族によるものであることから、一部不安定な作りとなっている。しかし、現在は島に移住した人間族や獣人族の手によって改築や補強、最悪立て替えなどの処置によってほとんど改善されているようである

 家の装飾は、海底で拾ってきた様々な石や貝殻、骨などで構成されており、かなり独特な見た目ではあるが、それぞれ個性あふれる芸術のようになっていることから、島のあちこちでの行為から目を逸らせば、見ていて楽しい集落である

 もしこの記録を読んで、性欲に自信があって興味があるというのであれば、止めはしない。が、あくまで自己責任なので、どうなっても筆者は責任を取らないことをここに明記する

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