第221話面(おもて)脱て表れ 縷縷 血の巡り

面(おもて)脱て表れ 縷縷 血の巡り

凝固した故の海 晒去る波の花

ひとひら燃え尽きず蝋燭は嘆く

何時撫でか解け風浪 天衣はいし

其の姿孵らん。ひとひとり焔

生んだばかりも赦されは なく。

手を下したは誰とも、あろう。

先祖にへ続く 代償 +α お隠れに

あらたかな未来 ささくれだつは

解✕零mの頂。

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