第214話現幻、街燈の翳のざわめき、
現幻、街燈の翳のざわめき、
うねりは粗く耳触りな私の傍らに
迂回路で躊躇う乳飲み子を抱いた奥方
薄ら眼の奥の赤子が塒(ねぐら)を求め
平をかざす、
あけすけに身軽な私には
血肉削ぎ落とし首に手架け。
それでも空を架け翔ぶ夢に溺れる
深夜の竹林に朱き雫星が失墜す
幽魂は光を零し境界を超える
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます