第97話敏感な夜空に雷鳴が轟く

敏感な夜空に雷鳴が轟く

之は無知だ、感嘆だ


自称藍色の鯨たちは

誕生の煙管を蒸かして往く


心酔の熱燗を被さる

天彩の羽は終焉に崩れ

藍色信号では何時までも築かない

素通りしていく快眠の行方


追求すべきは

ソコではない、アソコだ

日々あふれかえる命


降り注ぐ光に焦がれて仕舞う

アイにゆく

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る