第66話どこまでもつづく、あばたみち
どこまでもつづく、あばたみち
等々倒れこんだ放浪人(たびびと)
今祖の場
寝転がる嘗ての向日葵
今苑の番人
いつかの涸れて往く未来
継(つなが)れ螺旋と括る
朽ちた縄に思い這う腕は白樺か
サラサラなでいく
つちにもどろ
蛇(くちなわ)蟒蛇(うわばみ)に悔い千切らん
ようやと糧となれようか
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