第8話【生と死は似て非なるものだ】

【例題1】


眼前には武器を持ち、背丈は常人を遥かに上回る者ばかりで実に、数百もいる魔物の大群。


少女は一人残ることを決意する。ただ仲間のために―――


「私の魔法があれば、奴等を足止めできるはず……行って……ただ未来のために」


【例題2】


悪しき者が復活し人類に残された時間は、およそ【05:00】となり、刻一刻と迫る破滅へのカウントダウンに、もはやこれまでと思われたその時だった。


1度は仲間を裏切り主人公を罠に嵌めた、実の母がやって来たのだ。


「アイツは、私が依り代になり封印するわ。今まで貴女には迷惑をかけたわね。母としての最後の言葉よ【幸せになりなさい】」


【例題3】


昔は、槍のように尖ってた時期もあったよ。

【この世界に砕けないものなどない】が座右の銘だったな。


そう自負してきた、俺の【絶対槍アブソリュートランス】だが、過去に一度だけ槍ではなく心を砕かれたことがある。


そいつは、音速を越える俺の突きに向かってこう言いやがった。


「最近、生ジョッキ持ちすぎて肩凝ったからもう少し右上突いて。あ~そこそこ!!効くね~その孫の手」


俺はその時挫折したお陰でマッサージ屋を開き今では予約五年待ちの大盛況。

妻子を持ち今は幸せに暮らしている。



【参考資料マジカルパンプアップユミコ第8話↓】

【魔物の大群】

魔法少女A「みんな......後は任せたよ!!」


【友達に別れを告げる】

魔法少女B「あなたの笑顔が好きだったよ......バイバイ......」



【凶悪な魔物の封印】

魔法少女C「術式早くして!!アイツは、私が封印する!!」



【あらゆるものを貫く槍を針治療にする魔法少女の図】

ユミコ「あ~やばいやばい死にそ~、もちょい右を突いて~それそれ!!その攻撃効くわ~」


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