【1巻/第四話】四川風、預言者殺人未遂事件 その4


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 ウカの仮説が正しければ、リコの容疑はほとんど晴れたも同然である。しかし、ここまで来たら乗りかかった舟、カンナの無事を見届けようとリコとウカは再び《フェザ》の基地へと戻ることになった。ケーブルだらけの部屋へと通されると、ヤシギはキッチンに置いてあった金おろしでケシの実を削り、水に溶かす。それを少しずつカンナの口に流しこむと、それまで力なく垂れさがっていた彼女の手がぴくりと動いた。

 やがてHMDの目の部分が光ったかと思うと、その液晶に、「(*゚ロ゚) !!」という謎の記号が表示される。

「……なんだこれ。ウカ、読めるか?」

「太古の形象言語だね。多分、目が覚めたっていう意味だと思う」

 実際、ウカの言う通り、カンナは大きく身震いをしたかと思うと、むにゃむにゃと口を動かした。そして、大きく伸びをして、元気にご挨拶。


「おっはよー!」


 それからカンナはリコの方に首を向け、表情は見えない代わりに、液晶画面に「(*゚⁻゚) !!」の形象文字を表示した。

「わーっ! リコっち、おひさー! げんきー?」

「元気だよ。カンナも相変わらず元気そうだな」

「もっちろん、カンナはいつでも元気百倍だよー! あ、意識戻してくれて、ありがとねー。ちゃんとリコっちが頑張ってくれたの、知ってるからさー」

「え、そうなのか?」

「カンナ、《わにづら》の情報システムとつながってたんだもん。見えないところにカメラとかあるし、もちろん、カンナのおなかに入ってきたら、すぐに分かるしー。あっ、おなかっていうのは、ここのことねー。建物全体がカンナの頭とつながってるから、もう身体からだっていうか、おなかっていうか、もう一寸法師を食べた鬼さんの気分って感じー!」

「そ、そうか……」

 数秒前まで意識を失っていたとは思えない勢いで、カンナの口から言葉があふしてくる。ウカの話を既に聞いているからか、かつてはただの癖だと思っていたこの早口も、膨れ上がった思考が狭い戸口から噴き出しているかのように思えてくる。

 カンナはそれからヤシギの方に向き直ると、目の部分が「(*。_。)」に変わった。

ねえさん、ごめんねー。心配かけて。でもカンナはもう大丈夫だから! 元気百倍だから!」

 するとこのハイテンションを気にもとどめず、ヤシギが真面目な調子で言葉を返す。

「……まあ、無事だったのはいいけどね。うそを吐いていたのはいただけないね。薬はもうやめたって話じゃなかったのかい」

「(;゚⁻゚)」

「前もって言っといてくれれば、こんな面倒な話にはならなかったんだ。《らんどう》に借りができちまったじゃないか」

「でもー、花椒ホアジャオのことを知ったらー、ねえさん、すっごく怒ると思ってー……」

「ああ、今、すごく怒ってるよ」

「(;゚◇゚)! でもでもー、カンナは被害者だと思うな! だってリブじぃがダメダメなフツーの花椒ホアジャオを送ってこなかったら、意識を失うことだってなかったんだもん」

「それはそうだけどね、話をこんがらがせたのはあんただろう。第一、なんたってリコリスを探せなんて言葉を残したんだい。もっと端的に、リブラリウスの名前を出せばよかっただろう」

「だって、だってね! この、今しやべってるカンナは、『リコっちを探さなきゃ!』としか思えなかったんだもん! もちろん、原因は知ってたよー? でも、ネットにつながっている時のカンナと、しやべっている時のカンナは別々っていうか、そもそも一緒だったら、ドラッグはいらないでしょー? だからこうやって人間の意識に戻ってくると、色々なものがぼや~ってしちゃうの。預言するときは、そのぼや~ってしてるところを、ま、こんな感じかな~って推測して、言ってるだけだもん。今回はリコっち以外の情報がぼや~ってしちゃったの!」

「それにしちゃ、あんたの預言はよく当たるじゃないか」

「だってねえさんが聞きたいのは、やっぱり予測だからねー。誰が何をするとか、何が起きるとか、そういうことじゃなくって、どこに、どれだけタバコが輸入されるか、とか、どこでどれだけ病気がはやるか、とかでしょー? 結果を導くために余計な不確定因子が少ないから、当たってる気がするだけなんだよー」

「……そうかい」

「そうなのっ! うそじゃないよー! それでね、いつもならマーボーどうを食べると思考がゆっくりになるのに、今回はなんだかぎゅんぎゅん頭が加速しちゃって、あー、もうだめだー、まれないよーって思ったから、その時ちらちら見えていたイメージを言ってみたの。もしかしたら、この原因を突き止めるのがリコちゃんだって、本当に予測していたのかもしれないしー、そうじゃないかもしれないしー」

 カンナとヤシギの会話を聞いていて、リコはますます徒労感に沈んでいくような気がした。適当に紛らわしい発言をするカンナもカンナだが、その適当な発言で《らんどう》まで出向いてしまうヤシギもヤシギである。

 すると、突然ウカが口を開き、カンナに尋ねた。

「あの、そういえば、普段の預言ってどうやっているんですか? しやべっていたら、未来は予測できないし、未来を予測していたら、そもそも麻酔成分を摂取することもできないですよね?」

「あー、いいとこつくねー、ウカっち!」

「う、ウカっち……」

「基本的には、百パーセントネットに接続することはしないんだー。予測するときも十パーセントくらいは意識を残しておくの。その状態だと言葉はしやべれないんだけど脳波からこのHMDに顔文字を表示はできるから、それでコミュニケーションをとってー、もうそろそろ薬が切れてきそう、とかお話しをちゃんとしなきゃ、って思ったら、マーボーどうを作るんだよー」

 カンナが肩をすくめると同時に、額が「^(*⁻~⁻) ^」という表示に切り替わる。リコにも大体意味がとれるようになってきた。文字というよりも抽象化された図像といった方がいいのかもしれない。

「ねえねえ! ウカっち! ウカっちは《らんどう》のコックさんなんだよね! カンナ、この部屋から出られないから、お店にはいけないんだけど、ずーっとウカっちのご飯食べてみたかったの! せっかくだから、ここで作ってくれない?」

「え」

「お願いっ! 食材は冷蔵庫にあるし、簡単なものでいいから! ね? ね?」

「それはまあ……いいですけど……」

「(*゚⁻゚) و」

「……でも、まさか、そのためにわざと意識を失ったんじゃ……だって《わにづら》の情報を全て知っていたなら、にせもの花椒ホアジャオを買わされた時点で気づいてますよね……?」

「そ、それはー……ひ、み、つ、だよっ! (;゚◇゚)!」

 意思とは関係なくHMDに感情を表現してしまう以上、カンナに隠し事はできないらしい。リコとウカがヤシギの方に視線を向けると、彼女は大きないきと共に、どこからか取り出したキャンディーをバリボリとむさぼり始める。

「……うちの人間があんたらに迷惑かけて、悪かったよ。カクタスにも水を差して悪かったと言っておいてくれ。《らんどう》には一つ借りだ」

 しかしリコにとっては、実に散々な夜である。殺人事件の容疑者にされたと思ったら、結局は食堂出張サービスの依頼だったということか。これならば、いっそのこと初めからそういう依頼の窓口を開いておいた方がいい。毎回容疑者にされてはたまったもんじゃない。

 リコが「はぁ」と声を出していきをもらすと、それに呼応するようにして、「ぐぅ」と腹が鳴った。

「……オレも家に帰る前に、何か食いたいな。カンナと同じものでいいから、一緒に作ってよ」

 そうウカに頼むと、返ってきたのは露骨なあきがお

「……夕飯であれだけ食べたのにまだ食べるの? まだ数時間しかってないのに」

「精神的ダメージでPACを消費したんだよ」

「はいはい」

 ウカがキッチンに向かうと、ヤシギは「あたしは寝るよ」と言って部屋を出ていこうとする。しかし、それを止めたのはカンナだった。

「ちょっとー、ねえさんも一緒にお夜食食べようよ?」

「……どうして」

「だって、《らんどう》だよ? ビヌ君がすごく美味おいしいって言ってたし……」

「……」

 ヤシギの視線が向かったのは、それまで部屋の端で控えていた《フェザ》の部下の一人。ウカの首に剣をあてがい、外では荷物持ちをやらされていた背の高い男である。眼鏡をかけ、無愛想に見える彼は中空を見つめたまま、ヤシギと目を合わせようとしない。

「……ビヌ、お前、敵さんようたしの食堂までノコノコ出かけてたのかい」

「しかし、あね、《らんどう》は中立地帯で──」

「何回行った」

「……週一で通っております」

 ヤシギも絶句である。しばらく言葉のを見失っていたが、軽く天を仰ぐとどこからかキャンディーを取り出し、また食べ始める。骨を砕くような不吉な響きが途絶えると、ようやくヤシギは口を開いた。

「今回の案件もわざわざ付き添いを名乗り出るから、よほどやる気なのかと思っていたけど、なんだい、そういうことかい。あんたたちも気付いていたわけか。剣を突きつけるやつが常連ときたら、脅しにもなっちゃいないねえ」

 するとウカは冷蔵庫から食材を取り出しつつ、「まあ、はい」とうなずく。

「え、いや、オレは全然気づかなかったけど」

「いつも食堂の隅で食べてるよ。一応変装はしてるけど、《シード》の人たちとはご飯の食べ方が違うもん。すごくきれいに食べてくれる」

 ビヌと呼ばれる男は「光栄です」と頭を下げるが、ヤシギにひとにらみされて再び背筋をピンと伸ばした。しかし、ヤシギも怒るのに疲れたのか、ベッドの上に腰を下ろすと、

「もう勝手にしておくれ」

 と寝転がる。

 リコとカンナ、それからビヌはキッチンのカウンターから身を乗り出し、ウカの調理を眺め始めた。観衆がいることに慣れっこのウカは、それを特に気にすることもなく、まず放置されていたケシの実に手を付ける。

「ちょ、ちょっと待てよ! それ食うのか?」

「……え? だって、折角だし」

「それ、麻薬の原料だろ!」

「ケシの種にモルヒネは含まれないよ。栄養価も高いし、火を通せば香ばしいし、昔からお菓子にはよく使われていたの」

「そう……なのか……」

「ちゃんとよく洗うから。……あ、それとも、前フリ? 入れた方がいいの?」

「ちがうっ! 断じて、オレは、求めてないっ!」

 ウカはケシの実を横に割り、中にたっぷりと詰まった種をざるにあけた。それを念入りに水洗いした後、半量は乾かし、残りは熱湯で少しふやかす。蜂蜜、マーマレードジャム、アーモンドの粉、砕いたクルミ、そしてふやかしたケシの種を鍋に投入、生クリームと一緒に練る。シナモンとカルダモンの粉も最後に混ぜたら、粗熱をとるために放置。

「カンナ、何でこんなに道具も材料もそろってんだ? 別に、花椒ホアジャオしびれ成分だけ食べられれば良かったんだろ?」

「それはほら、木を隠すなら森の中って感じ! それに、時々ビヌ君が《らんどう》の料理を真似まねして作ってくれたりするんだよ!」

「……あんた、そんなこともしてんのか」

「私なぞ、ウカ様の腕前に比べたら小僧の見習いといった程度で、大したものは作れません」

「ウカの料理が本当に好きなんだな……」

「ねー? こういうビヌ君がいると、食べてみたいって思うんだよー」

「いや、うまくいったからいいものの、最悪一生意識が戻らなかったかもしれないんだぞ」

「大丈夫だよ! だって、カンナはリコっちのこと信じてるし!」

 外野が騒いでいる間に、ウカはもう一品に取りかかる。おそらくトビトカゲのもも肉と思わしき肉を、厚さ一センチほどにり、塩コショウ、タイムを一振りしたら、乾かしておいたケシの種を全面に隙間なくまぶす。フライパンにオリーブオイルを引き、両面に焦げ目がつくまでしっかりと焼き上げた。それから、柔らかなライ麦生地のパンにバターを塗り、レタスの上に焼いた肉と水にさらした玉ねぎのスライスを乗せ、レモン汁と塩コショウを混ぜたタレをさっと回しかける。もう一枚のパンでそれを挟んだら、食べやすい大きさに切り、皿に盛りつけて完成。

「「「おー!」」」

 と三人の歓声があがるが、ウカはまだ手を止めない。別のパンに先ほど作ったケシの種のペーストを端までたっぷりと塗りたくり、そこにスライスしたバナナとオレンジの果肉を乗せ、上からまたペーストを塗った。

「「「うわぉ……」」」

 先ほどと同じように、食べやすい大きさに切ったら、完成である。

「はい、ケシの種たっぷりの合法サンドイッチ二種です」

「「「おおー!」」」

 大きなテーブルはないため、キッチンカウンターの上に置いた皿から、直接手づかみ。道具がなくても食べられるように、という調理人の心配りがまずそこにある。ベッドで休んでいたヤシギもカンナによってたたこされ、午前五時の夜食なのか朝食なのか分からない食事が始まった。

「まあ、どちらからでもいいけど、お肉が冷めないうちに食べてほしいかな」

 というウカの助言通り、皆、最初に肉のサンドイッチに手を伸ばす。もはやモルヒネの恐怖など忘却の彼方かなた、リコはさっそく大きな口を開けてガブリ。

「いただきますっ! んーっ!」

 最初に飛び込んできたのは、とんでもない香ばしさである。焦げくさいのとは全く異なる、まろやかで、それでいて鼻をがっつり揺さぶるケシの種の香り。皮目もない淡白な肉の味を、種のしっかりとした油分が補っている。とはいえ、全体の印象としてはレモン汁と野菜の爽快感で、決してもたつくことがない。いくらでも食べられそうな軽やかさがある。それに拍車をかけていたのは、

「すっごーい! これ、プチプチするねー! ☆(*゚ロ゚)☆」

 そう、食感である。カンナは頰を膨らませて、もぐもぐとしやくするたびにHMDの画面に星を放っていた。ケシの種のはじける食感が、野菜のみずみずしい歯ごたえと肉のしっとりとした質感とせめぎ合って、決して飽きることがない。この食感はなんだ、なんだ、と思っているうちに、ぺろりと食べきってしまう。

「おいしー! ビヌ君の言う通りだったねーって、あれ? どうしたのー?」

「い、いえ……メニューにもないウカ様のお手製サンドイッチを食べられて、うれしすぎるというか、美味おいしすぎるというか……」

 ううっ、と大柄なマフィアの一員が目頭を押さえている。さすがに泣くほどの料理ではないとウカは思うのだが、感激されて、やはり悪い気はしない。

 それからカンナは突然「あーっ!」と鋭い声を上げた。

ねえさん! なんで一人で先に食べちゃうのー! (*`~`)/」

 ヤシギは既に甘いサンドイッチを頰張っていた。あふれんばかりのペーストをこぼすことなく、指先さえ汚さずに食べきるその技は、さすが美と高潔をうたう《フェザ》の幹部である。

「……あんたたち、なんだい、そのは」

 他三名の静かな視線を浴びて、ヤシギも一瞬たじろぐが、既に諦めたように「はいはい、感想を言えばいいんだろう」と肩を落とす。

「両方とも美味おいしいよ。まあ、肉の方はもう少し刺激があってもいいけどね。あたしはからい料理の方が好きなんだ。アリッサを塗りたいね。このデザートサンドイッチに関しては、文句なしだけどさ。見た目よりもオレンジのおかげでさっぱりしているし、ペーストのスパイスも爽やかだ。あんたの腕は確かなようだよ」

「ありがとうございます。甘党の方にデザートを褒めていただけるのは、うれしいです」

「別に、あたしは専門家でもなんでもないんだけどね……」

 ウカとヤシギは互いに砕けた笑みを見せることはないが、それでも二人の会話には今までよりもずっと柔らかな調子があって、他の三人は思わず胸をなでおろした。そして、今度は自分たちの番である。デザートサンドイッチを一斉に頰張った。

「うまいっ!」

「おいしーい!」

「ううっ……!」

 カンナはヤシギのように器用ではないせいか、一口食べただけで口の周りがペーストでベトベトである。しかし、それも手の甲で拭き取り、ぺろぺろとれいに味わっていく。皿に垂れたペーストも、皿をつかんでめとっていた。

「☆(*゚▯゚)☆」「☆(*゚^゚)☆」「☆(*゚~゚)☆」「☆(*’~`)☆」「……無くなっちゃった」

 なんと分かりやすい表情だろう。人間の顔よりも、よっぽど正直である。すると、ウカが苦笑気味に、

「よかったら……ペーストを作った鍋もめます……?」

 と小鍋と木べらを差し出す。カンナは「ありがとー!」と言ってそれを受け取ったかと思うと、気付けば既に洗い物を終えたかのように道具はれいになっていた。

 リコにとって、こんなに食べ物を美味おいしそうに食べる彼女を見るのは初めてであり、明らかに《シード》にいた時よりも生き生きとしている。頭には大量のケーブルをつなげているというのに、ただ美味おいしそうに食事をしているだけで、彼女が人間らしく見えてくるのだった。

「ねえ、ウカっち! また、ウカっちのご飯食べたいな! 出張食堂してほしい!」

「まあ……わたしたちはいいですけど……」

 ウカの視線の先は、もちろんヤシギである。彼女は既にベッドに戻って休んでいたが、カンナの食い入るような「(*゚⁻゚)」にし負け、

「……まあ、考えておくよ」

 と首を振った。カンナはリコの手をとり、ぶんぶんと振りまわしながら、喜びの舞。

「やったー! 今日はうれしいことがいっぱいだね! ウカっちのご飯も食べられたし、リコっちにも久しぶりに会えたし!」

 しかし、その様子を見ていたウカはふと、不思議そうに首をかしげる。

「そういえば、カンナさんは一応《シード》を裏切って、《フェザ》に来たんだよね? リコちゃんとしては、そこに思うことはないんだ」

「裏切るもなにも、ウカだってもう分かるだろ。こんなやつ、どこの組織にいたって、気分次第で抜けたり入ったりだよ。カクタスだって、今のカンナの力を知ったら、ぜひ戻ってきてくれって言うと思う」

「まあ、そっか」

「それに、オレだって《シード》を抜けたんだ。誰と仲良くしようが自由だ。ウカのご飯を食べて、美味おいしいって思える人間だったら、それだけで信用できるだろ?」

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