一二月、其の〇三 【クリスマス】


『クリスマス ひいらぎ心に 刺さりけり』



季語/クリスマス

季節/仲冬

場所/商店街

時間/夜


捕捉・備考/

 別に何か悪い事があったわけじゃあないんですよ。ただ、クリスマスに一人でいるだけで物凄くいたたまれなくなると言うか、罪悪感のようなものに苛まれると言うか。商店街とかの真ん中にどでーんと鎮座するクリスマスツリー。へん。と思って道を折れ、安心の牛丼屋さんに入ろうとすると、そこにもクリスマスリースなんかが飾ってあって、柊の葉が揺れると、チクリと心に刺さるような感じがするのです。

 今日は味噌汁を豚汁にしてもらおう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る