〇八月、其の〇二 【雲の峰】


『蒼みつる 端にもこもこ 雲のみね



季語/|雲の峰

季節/三夏さんか

場所/アスファルトの上

時間/昼


捕捉・備考/

 7月の間、梅雨寒で全然気温が上がらなくて、夏来ないなあと思っていたら、梅雨が明けた瞬間にカンカン照りで参りました。参りましたが、それでも青空はいいなあ。この青空を待っていました。そう、清々しい気持ちで空を見上げていると、目の端に移った積乱雲。ああ、これ帰りにまた降られるパターンだわ……。

 因みに「蒼みつる」は「蒼穹に」だったんですけど、蒼みつるの語感と文字にしてみた時の字面が好きだったので、蒼みつるにしました。人の名前みたい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る