Square Sky / 天気が変わった噺

作者 トクツミ

82

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★★★ Excellent!!!

赤目で菜食主義という設定の時点でキャラが立っている主人公が、学園で起きる不思議な事件の前に乗り越えていくという物語。
突っ込んできた自動車を素手で止めるなど、インパクトのある冒頭から始まります。

日常と非日常の調和が上手く、物語はユーモラスなキャラの兼ね合いとシリアスな雰囲気を匂わせながら、進んでいきます。

緩急さがある分、一旦事件が発生すると、一気に緊迫感に満ちるようになります。
手に汗を握る熱いバトル展開もあり、謎を孕んだ構成は続きが気になって仕方なくなること間違い無しと言えるでしょう。

独特でオリジナリティに飛んだ作品です。ぜひ読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

パッ見シンプルかと思いきや独創的でとても面白いです。
異能バトルとギャグで構成されていますが、良い意味で読み手を裏切る展開や設定が面白さをだしております。
流行りの異世界ではありませんが、読んで損な時間はありません。
一度お読みください、ハマる事は確実です!

Good!

主人公や、その両親、取り巻く登場人物や、設定など、普通のものが一つもないです。生徒会ですら妙な集団として描かれ、非日常的なおかしな出来事のオンパレードになっています。

視点は三人称ですが、場面や状況を描写、説明するカメラとしての三人称でなく、物語の結末を知っている時空を超えた神の視点として語られます。昔話や神話、聖書などの語り部ですね。

三人称でも神の視点で語られる聖書や神話、多くの御伽噺を読んだとき、胸を熱く焦がして興奮し、少年誌を読んでいるような感覚にならないように、私たち読み手が住んでいる世界のシステム、人間と大きく違うことを語っているのですが、どこか気持ちがのりきれず、抑えつけられているような印象です。

ただオフビートな物語を書きたいという狙いのためであれば、神の視点を採用するのは間違っていないのかもしれません。

非日常を描いても、神話や聖書に近い語り口のために、どこか盛り上がらず、さらに出てくるもののほとんどが、強烈におかしな何かを持っている者や集団、組織ばかりなので、読み進めていくうちに、非日常が慣れてしまい、日常となります。
思わせぶりに出てきて、異常な部分を説明していく。
そして何かを起こしそうで起こさずに他の登場人物たちと、牽制のようにお互いの痛いところを突きそうで突かずに、自分のすごいところを自慢するような会話をしていきます。
というのも出てくる登場人物は、この物語で何かを起こすのでなく、
何かを起こしてから来たという設定が多いからです。
そして主人公は何かを起こしそうだから、という理由で何かに巻き込まれていきます。
だから登場人物は物語の中で現在進行形的に何かを起こしたりしません。
殺人事件も起きていますが、親しい人間が被害にあったりもしていないですし、殺人事件自体がちっぽけに思えるほど、名家の存在や臨士、ベジタリアン、闇生徒会、河川敷に飛行… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

未来予知のプロローグから入る異能力バトルもの。
初見だと予知内容が理解できないが、読み進めていくうちにわかっていき、謎解きのような面白さがある。
登場人物もメインキャラから脇役まで個性豊かで、やりとりが楽しい。
設定がとても深く、伏線がどうやって回収されるか楽しみなストーリーです。

★★★ Excellent!!!

作者様によって手掛けた独創的な物語になっています!

少年漫画に近い、いや、どうだろう?
ごめんなさい、自身の語彙力がなさすぎてレビューが覚束ないですが、展開が本当に凄いんですよ!!

いい意味で読者の期待を大きく裏切るので、王道が見飽きたという人には特にオススメしたいです!

同じ物書きとしては、作者様のプロット作りも気になるくらい作り込まれていますよ!

★★★ Excellent!!!

三人称で語る学園もので、異能力バトルありギャグあり残虐ありと多く揃っています。
メインキャラの男子生徒は最初凶悪キャラかと思ったら、後に全く別の印象を受けました。こういうギャップ性も見所です。

まだまだ始まったばかりですが、今後も長く続いていく作品です。

★★★ Excellent!!!

現実とは多少異なる設定の世界。そこのある方学園を舞台に、少年少女が危険を乗り越える。
と言ってしまうとオーソドックスにも聞こえてしまいますが、冒頭からの不穏な空気や、学園生活でのコミカルで爽やかなやり取りは、つまりこの手の作品が好きな方なら満足できる事を保証してくれます。

個人的には誤解を受けやすい主人公のある特徴がツボに入りましたね。なるほど、こういう特徴をつけるのか、と。どんな特徴かは、ぜひ本文をお読みになって確認してください。

★★★ Excellent!!!

この作品で描かれている学園風景は、我々(読者)の知る世界と同一の様で、全く違う。
というのも、独特な世界なので、学園一つを取り上げても、人によっては理解が追い付かない場合がある。
でも、それがいい。
これぐらいに、オリジナリティをバンバン出してる方が、理屈抜きで作品と向き合える。

個人的にはアスパラガスを咥えた男子中学生の登場が、印象深かった。
学校の行事は普通なのに、超個性的な人物達のおかげで、別物に見える点も面白い。
屋台の材料を聞くのに、なぜ頑なに野菜にこだわるんだと、僕は聞きたかった。
コミカルな内容で、ぶっ飛んだところもあるので。
それを含めて、流行りとは毛色の違う作品が好きな人には、おススメしたい。
気になった方には、是非とも読んでもらいたい。