異世界に来たんだが全てを筋肉で解決される話

作者 砂鐘大河

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★★★ Excellent!!!

コメディテイストでテンポよくストーリーが進んでいきます。そしてパートナーとなったマッチョと異世界の歴史にはなにやら秘密がある様子。つづきが、つづきが気になります!

主人公は今時の思春期の男の子で、低熱系。物語は主人公視点で進むので斜に構えた思考が多めです。
そんな主人公をまるで父親のように見守るのは、召喚でパートナーになった無敵マッチョ。無敵なので物理的にも主人公を守ります。

さらに恋愛要素もあり、主人公が精神的にどう成長していくのか、すごくすごく気になります!

コメディあり、ミステリーあり、恋愛ありの学園異世界物語。てんこ盛りなのにテンポがよいです。気になった方はいちど読んでみてはいかがでしょう?

★★ Very Good!!

召喚師として、異世界で使役獣を呼び出した主人公……なのだが、
呼ばれて飛び出してきたのは、まさかの「筋肉マッチョ」なおっさん妖精。

妖怪の間違いじゃないの?と思いきや、
鬼神の宿った背中には、キチンと輝く七色の羽。

白く輝くその歯列! 攻撃力MAXの笑顔!!
踊り狂うぞ大胸筋!! 腹筋もちろん6LDK!!
肩にちっちゃいジープ乗せてるのさッ!!!!

実に、実に、画が汚いッッ!!!!(※褒め言葉です)

しかも、その筋肉マッチョ妖精はドラゴンの攻撃すら歯牙にもかけない
最強の妖精。

妖精って言う単語に対する規定概念を筋肉が打ちこわし!!
筋肉を増強する!!!

コメディタッチでとても読みやすく、
筋肉だけの一発ネタかと思いきや、
かなりしっかりしたストーリーを追う事も出来る作品です!!

真の意味で「キャラが濃い」とはこういう事だ!!

★★★ Excellent!!!

 異世界召喚された主人公に与えられた召喚獣は妖精…ただし「獣」という字が最もよく似合う筋肉ダルマ…と、これだけならばギャグにしかならないし、事実ギャグシーンもあるのですが、本作、それだけでは済みません。

 ガオンは筋肉ダルマという外見、独特な感性、性癖と、作中屈指の強さを持つのですが、それらが記号ではないからです。

 そして特筆すべき点は、キャッチコピーの「CV:大塚○夫 」の文字から受けるイメージでした。明か周なのでしょうけれど、そのどちらであっても、野性的な肉体に知的な頭脳を持つキャラクターの声を担当しているイメージになります。

 前述のどこに知的な部分があるんだと思われるでしょうけれど、私が思うのはこのイメージに、長期休暇になる度にお土産を山のように持ってきて、悪い事を教えてくれるおじさんを重ねました。インテリ然とした知性ではなく、生きるための知恵を持つ存在です。

 そんなガオンを持つ主人公マモルは、当初、望んできた訳ではない異世界に対して不平不満、召喚獣ガオンに対して何もかも知った事ではないという態度を取ります。

 それが徐々に変化していく所も、面白いです。巻き込まれただけ、強引さに負けただけだと取れる描写があるのですが、それでも彼の性根が善良である事を感じさせられます。

 それぞれに欠点はあり長所もある二人だけれど、やはり思い出すのはキャッチコピーです。

「もう大丈夫だ」その一言、全く偽りありません。

★★★ Excellent!!!

異世界召喚された少年はどこか世界を斜めに見ているのに、それに対して強力な召喚獣を与えられる…と、ここまではテンプレートに則っていると思うのですが、その召喚獣が可憐な美少女や荘厳な幻獣ではなく、ガチガチムキムキの筋肉を誇る妖精だった…と、一言では纏めきれないインパクトのある物語です。

 ともすれば色物でしかなく、ギャグにしかなりようがないのでしょうが、この小説は、そんな軽薄なものではありません。

 確かに筋肉の妖精ガオンはギャグシーンを演じる事が多く、戦闘すらも笑ってしまうシーンが満載なのですが、時折見せる鋭いセリフに、またギャグにしか見えない言葉であっても根底にある意味を考えると、非常に知的なインテリジェンスを持っていると思わされます。

 描写されている外見はギャグです。

 セリフや態度も大半はギャグだと感じてしまいます。

 でも巫山戯ているキャラクターではないのは、その内面を感じさせるセリフ、行動から分かります。

 ならばガオンが全部持って行ってしまっているかといえばそんな事はありません。

 そんなペースに巻き込まれる登場人物も、ただ受け身で巻き込まれるだけの存在ではなく、自分の考えを引き出して行動しています。

 そう考えた時、主人公・小野寺マモルの世界を斜めに見た、少なくとも初見では私が好感を抱けなかった態度が、どう変わっていくのか、どう言う展開で進んでいくのか興味を掻き立てられました。

 強烈な存在が中心にいて、渦を巻くように綺羅星たる登場人物がいるこの小説は、私には銀河のように輝いて見えます。クライマックスまで読みたいと思わされる物語です。

★★ Very Good!!

 ムキムキの妖精が出てきてドラゴンを倒します。嘘のような本当の話。しかも苦戦したっていうよりも、トレーニングの一環みたいなノリで倒してしまいます。どうやら相当強いみたいですね、このマッチョな妖精は。

 まだマッチョな妖精にはミステリアスな秘密が隠されているようです。おそらく物語が進んでいくうちに正体が明かされるんでしょう。肩書に勇者と入っているので、世界の基幹に関する大人物なのかもしれません。あいや妖精でした。そう筋肉妖精。

 ちなみにレビューを書いた私は、アラタくんの歴史話のところが好きでした。自分の中では、あそこが一番面白かったです。

★★★ Excellent!!!

読んでいて私の腹筋まで鍛えられてしまいました…六つに割れたらどうしてくださるんです??
それはともかくとしてこちら、ある日突然幼馴染みのアスカと共に異世界に飛ばされてしまった少年マモルの物語。
召喚士としてのあれこれを学校で学んでいくことになったマモルですが、初日の召喚(という名のガチャ)で引き当てたのはまさかの筋肉モリモリボディービルダー⁈

キャッチやタイトルに心惹かれて拝読してみればとんでもなく面白くてあっという間に最新話まで読んでしまいました!
体も心も鋼のように鍛え抜かれている謎の召喚獣ガオンに導かれ(?)、良くも悪くも熱くなろうとしないマモルがどう変わっていくのか。これから楽しみにさせて頂きます。