ろ
牢記【ろうき】 しっかり心にとどめ記憶すること。銘記。
「心にこれを-してゐた/渋江抽斎 ?外」 (大辞林 第三版)
蝋涙【ろうるい】
ともした蝋燭(ろうそく)から溶けて流れた蝋を涙にたとえていう語。
「きたならしく―のこびりついた燭台と」〈谷崎・細雪〉[補説]書名別項。→蝋涙
(デジタル大辞泉)
臈たける【ろうたける】
① (女性が)洗練されて美しくなる。優美である。
「 - ・けた貴婦人」
「撥を揚てさしのぞきたる顔つき,いみじく-・けて/太平記 18」
② その道の経験を積む。年功を積む。
「 - ・けて来ておいらんの苦労なり/柳多留 13」
(大辞林)
狼狽 【ろう‐ばい】《「狼」も「狽」もオオカミの一種。「狼」は前足が長くて後ろ足が短く、「狽」はその逆。「狼」と「狽」は常にともに行き、離れると倒れるのであわてるというところから》
不意の出来事などにあわててうろたえること。
「株価の急落に狼狽する」「周章狼狽」 (デジタル大辞泉)
隴を得て蜀を望む【ろうをえてしょくをのぞむ】
(隴の地方を手に入れ、さらに蜀を攻めようとしたとき、曹操が司馬懿(しばい)に答えた言葉から)
一つの望みを遂げると、次の望みが起こってきて、欲望には限度がないたとえ。望蜀。
(デジタル大辞)
陸・碌【ろく】
① 下に打ち消しの語を伴って、物事の正常でないこと、まともでないこと、満足できる状態でないこと、また、そのさまを表す。
㋐ (「ろくな」の形で)大した(…ない)。まともな(…ない)。 「 -な人間でない」 「子供に-なこともしてやれない」 「さぼってばかりだと-なことにならないぞ」
㋑ (「ろくに」の形で)十分に(…ない)。満足に(…ない)。 「 -に手紙も書けない」 「口も-にきけない」 「 -に休む暇もない」 碌に呼吸を整えず
② 地面などが水平なこと。平坦なこと。また、そのさま。 「岩角を-にならして柱立て/大句数」
③ きちんとしている・こと(さま)。 「此のかけ物も-にかけてもらひたい/狂言・乳切木」
④ 気分がくつろいでいる・こと(さま)。 「さあ、-にゆるりとゐやと/浄瑠璃・重井筒 中」 〔「ろく」は「陸」の呉音。水平なさまをいうのが原義。「碌」は当て字〕
(大辞林 第三版)
路傍の人【ろぼうのひと】
① 道を歩いて行く人。
② 自分とは何のかかわりもない人。 (大辞林 第三版)
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