ま
紛う【まがう】
① 区別できないほどよく似ている。
「雪と-・うばかりの花吹雪」 「 - ・う方なき金の茶釜」
② 入り乱れる。
「雪かも降ると見るまでにここだも-・ふ梅の花かも/万葉集 844」
③ まじり合って区別がつかない。
「老いらくの来むといふなる道-・ふがに/古今 賀」 〔現代語では主に連体形が用いられ、「まごう」と発音することが多い。「紛える」に対する自動詞〕
(大辞林 第三版)
摩訶不思議【まかふしぎ】
非常に不思議なこと。また、そのさま。「なんとも摩訶不思議な事件だ」
(デジタル大辞泉)
禍々しい【まがまがしい】
1 悪いことが起こりそうである。不吉である。「―・い出来事」
2 いまいましい。好ましくない。
「いと―・しき筋にも思ひ寄り給ひけるかな」〈源・藤袴〉
3 いかにももっともらしい。
「―・しいあの嘘わいの」〈浄・油地獄〉 [派生]まがまがしさ[名]
(デジタル大辞泉)
罷る【まかる】
① 朝廷などの意向を受けて、地方または他所へ行く。
「勅旨おおみこと戴き持ちて唐もろこしの遠き境に遣はされ-・りいませ/万葉集 894」
② 許可を得て、宮廷または貴人の所から離れる。退出させていただく。おいとまをいただく。
③ 「行く」の謙譲語。貴所から他所へ、また、都から地方へ行く。
「人のもとに-・れりける夜/古今 秋上詞」 「雁の声を聞きて、越こしに-・りける人を思ひてよめる/古今 春上訓」
④ 「行く」の丁寧語。参る。
「花見に-・れりけるに、早く散過にければ/徒然 137」
⑤ 「死ぬ」の謙譲語。 「身-・る」 「妾-・るといふとも/日本書紀 垂仁訓」
⑥ 他の動詞の上に付いて、
謙譲・丁寧の意を表す。 「 - ・り出づ」 「 - ・り越す」
意味を強める。
「 - ・り通る」 「 - ・り間違う」 〔「任まく」に対する自動詞〕
(大辞林 第三版)
益荒男【ますらお】
① 雄々しく強い男。立派な男。ますらおのこ。 ⇔ たおやめ 「 -の進み先立ち踏める足跡あとを/仏足石歌」
② 武人。もののふ。 「大伴の氏と名に負へる-の伴/万葉集 4465」
③ 朝廷に仕える官僚。 (大辞林 第三版)
纏う/絡う 【まと・う】
1 身につける。着る。「ドレスを身に―・う」「ぼろを―・う」
2 からまる。巻きつく。また、からみつかせる。
「矢の孔(あな)刀の疵(きず)ある白骨、収むる人もなければ、苔に―・はれて」〈太平記・九〉 (デジタル大辞泉)
眦を決する【まなじりをけっする】
目を大きく見開く。怒りや気力を奮い起こした時の表情。まなじりを裂く。
「 - ・して立ち向かう」 (大辞林 第三版)
まほろば
すばらしい場所。まほらま。まほら。
「聞こし食(を)す国の―ぞ」〈万・八〇〇〉 (デジタル大辞泉)
万華鏡【まんげきょう】
卍巴【まんじどもえ】
卍や巴の模様のように、互いに追い合って入り乱れること。
「敵味方が卍巴と切り結ぶ」 (デジタル大辞泉)
美しい日本語の辞典より(重複あり)
枚挙
紛う
摩訶不思議
まぐれ
まごつく
まだるっこい
まどろむ
俎板の鯉
目交
眦を決する
目映い
まほろば
眉唾物
まんざら
卍巴
いくつ読めますか 答えは次の頁
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