風来坊【ふうらいぼう】

 どこからともなくやって来た人。定まった居所や仕事もなくぶらぶらしている人。風来人。 (大辞林 第三版)


不屈【ふくつ】

 どんな困難にぶつかっても、意志を貫くこと。また、そのさま。「不屈の精神」「不撓(ふとう)不屈」


伏魔殿【ふくまでん】

 1 魔物のひそんでいる殿堂。

 2 見かけとは裏腹に、かげでは陰謀・悪事などが絶えず企(たくら)まれている所。 「政界の伏魔殿」 (デジタル大辞泉)


不条理【ふじょうり】l'absurde

 本来は良識や理性の法則に反することで,非論理的,矛盾的と同義。フランスの作家カミュの評論『シーシュポスの神話』 (1942) によって有名になった哲学,文学上の概念で,この世の無意味,非合理と,この世を明晰に理解しようとする人間のやむなき欲求との対立関係から生れるとされる。この概念の具体的表現はサルトルの『嘔吐』やカミュの『異邦人』にみることができ,そこにおいては反抗への意志を媒介として積極的意味が与えられているが,イヨネスコやベケットの不条理劇においては人間世界の無意味性が徹底して描かれ,人間はそれに対して反抗する方法すらもっていないものとして描かれている。

 (ブリタニカ国際大百科事典)


無粋/不粋【ぶすい】

 世態・人情、特に男女の間の微妙な情のやりとりに通じていないこと。また、そのさま。遊びのわからないさま、面白味のないさまなどにもいう。やぼ。

「―なことを言う」「―な客」⇔粋。[派生]ぶすいさ[名]

 (デジタル大辞泉)


不文律(ふぶんりつ)

 明言されていない規則やしきたりのこと。暗黙のルール。

 (Wikipedia)


侮蔑【ぶ‐べつ】

 見くだしさげすむこと。軽蔑。「人を侮蔑したような態度」

 (デジタル大辞泉)


不夜城【ふやじょう】

 1 《「三斉略記」から》中国の漢代に東莱郡(現在の山東省)にあった城の名。夜も太陽が出て明るかったという。

 2 夜も一面に灯火・ネオンなどがともって昼のように明るくにぎわっている場所。特に、歓楽街。[補説]書名別項。→不夜城 (デジタル大辞泉)


無頼漢【ぶらいかん】 無頼な男。ならず者。ごろつき。 (大辞林 第三版)


浮浪【ふろう】

 ① さすらうこと。定まった職業・住所などをもたず、うろつき歩き暮らすこと。また、その人。 「町から町へ-する」 「 -者しや」 「 -児じ」

  ② 律令制で、本貫地を離れて他所へ行く人。浮宕ふとう。

 (大辞林 第三版)


憤激【ふんげき】

 はげしくいきどおること。ひどく怒ること。「先方のやり方に憤激する」

(デジタル大辞泉)


憤懣・忿懣【ふんまん】

 いきどおりもだえること。腹が立っていらいらすること。

「 -やる方がない」 「 -する如く肩を怒らし/社会百面相 魯庵」

 (大辞林 第三版)



Q&A 美しい日本語の辞典より(重複あり)

いくつ読めますか? 答えは次頁


風来坊

ふがいない

深みにはまる

不羈

伏魔殿

相応しい

不躾

富士額

不肖

無粋

風情

扶桑

札付

不調法

不束

ふて寝

懐刀

腑に落ちない

舟を漕ぐ

不夜城

無頼漢

古里

無礼講

分を弁える

刎頸の交わり

粉骨砕身

分際

分身

分不相応

分別

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