い
威圧【いあつ】
威光や威力で、相手をおさえつけること。「強大な軍備で威圧する」
(デジタル大辞泉)
唯唯諾諾【いいだくだく】
少しも逆らわずに他人の言いなりになるさま。「唯唯諾諾として命令に服している」 (デジタル大辞泉)
医鬱排悶【いうつはいもん】 :憂さ晴らしをすること。
「医鬱」は憂鬱な気分を晴らすこと。 「排悶」は憂さ晴らしをすること。
(四字熟語データバンク)
如何許・若箇・何計【いかばかり】
① (疑問・推量文において) 物事の状態、程度、分量などのはなはだしさ、重さ、多さなどを疑い問い、推測する意を表わす。どれほど。どんなにか。いったいどのくらい。※万葉(8C後)五・八七五「行く船を振り留みかね伊加婆加利(イカバカリ)恋(こほ)しくありけむ松浦佐用姫(まつらさよひめ)」
※古本説話集(1130頃か)四七「まいて目に見えぬ御くどく、いかばかりならんと」
② (平叙文において) 程度のはなはだしさを感動的にいう。どれほどかまあ。たいそう。非常に。※源氏(1001‐14頃)玉鬘「いかばかりいつかしき御中に」
( 日本国語大辞典)
如何せん 【いかんせん】
1 どうしたらよかろうか。どうしようか。「夜の已に深更なるを―」〈織田訳・花柳春話〉
2 いい方法が見いだせないことを表す。残念にも。「家を建てたいが、如何せん地価が高くて手が出ない」
(デジタル大辞泉)
いきり立つ【いきりたつ】 激しく怒って興奮する。「審判の判定に観衆が―・つ」 (デジタル大辞泉)
息を呑む【いきをのむ】
おそれや驚きなどで一瞬息を止める。「思わず―・む美しさ」
いけず
1 (関西地方で)意地が悪いこと。また、そういう人や、そのさま。「いけずなことばかり言う」
2 《近世上方語》悪人。ならず者。
「今も今とて―たちがわっぱさっぱ」〈浄・浪花鑑〉
(デジタル大辞泉)
射定める【いさだめる】 造語
弓矢で狙いを定めること。
縊死【いし】 :首をくくって死ぬこと。首つり死。縊首(いしゅ)。
(デジタル大辞泉)
弄る【いじる】
1 指先や手で触ったりなでたりする。「ネクタイを―・る」
2 物事を少し変えたり、動かしたりする。「編成を―・る」
3 趣味として楽しむために、あれこれと手を加えたり、操作したりする。仕事などを趣味のように扱っていう場合もある。「盆栽を―・る」「会社では、毎日パソコンを―・っています」
4 おもしろ半分に、いじめたり、からかったりする。「先輩が新入社員を―・って楽しむ」
「何にても芸をせよ、と―・る」〈浮・一代男・四〉
[補説]自分のことをいう場合には、軽い自嘲や謙遜の気持ちを、相手のことでは、小ばかにした気持ちを含むことがある。
(デジタル大辞泉)
韋駄天【いだてん】 :
1 バラモン教の神。シバ神の子。仏教に入って仏法、特に僧や寺院の守護神。捷疾鬼(しようしつき)が仏舎利を持って逃げ去ったとき、これを追って取り戻したことからよく走る神として知られる。増長天八将軍の一。四天王三十二将の長。 「彼の制帽は駆け足の姿勢をとつて根拠地の方へ-の如く逃げて行く/吾輩は猫である 漱石」
2 足の速い人。
(大辞林 第三版)
一瞥【いちべつ】
ちらっと見ること。ちょっとだけ見やること。「一瞥をくれる」「一瞥しただけで、それとわかった」 (デジタル大辞泉)
一目瞭然【いちもくりょうぜん】
ひと目見ただけではっきりとわかるさま。「グラフにすれば一目瞭然だ」
(デジタル大辞泉)
一石を投じる【いっせきをとうじる】《水に石を投げると波紋が生じるところから》
反響を呼ぶような問題を投げかける。( goo辞書)
愛しい【いとしい】 :
1. かわいく思うさま。恋しく慕わしい。「―・いわが子」
2. かわいそうだ。ふびんだ。気の毒だ。「哀れな境遇を―・く思う」
(デジタル大辞泉)
幼けない【いとけない】 : 幼い。あどけない。(大辞林 第三版)
一蓮托生【いちれんたくしょう】 :
1 仏語。死後、極楽の同じ蓮華の上に生まれること。
2 結果はどうなろうと、行動や運命をともにすること。
「死ぬも生きるも全員一蓮托生だ」
(デジタル大辞泉)
厭う 【いとう】
① いやに思う。いやに思って避ける。
「世を-・う」 「水仕事を-・う」 「煩(はん)を-・わず」
② 大事にする。いたわる。 「お体をお-・い下さいませ」
③ (「世を厭う」から)出家する。 「山里に浮世-・はん友もがな/新古今 雑中」
鯔背【いなせ】
1 粋(いき)で、勇み肌で、さっぱりしているさま。また、その容姿や、そういう気風の若者。「鯔背な兄い」
2 「鯔背足駄(いなせあしだ)」の略。
(デジタル大辞泉)
畏怖【いふ】 : 恐れおののくこと。恐怖すること。
「―の念を抱く」「神を―する」 (デジタル大辞泉)
訝しい 【いぶかし・い】
1 物事が不明であることを怪しく思うさま。疑わしい。「その説には―・い点がある」「―・そうな目つき」
2 知りたく思われて心が引かれるさま。
「あはれなりつる有り様も―・しくておはしぬ」〈源・若紫〉
3 気がかりである。おぼつかない。
「相見ずて日(け)長くなりぬこのころはいかにさきくや―・し我妹(わぎも)」〈万・六四八〉
(デジタル大辞泉)
息吹【いぶき】 小説では「ブレス」と表現しているのをよく見かけます。
① 息を吐くこと。また、吐いた息。呼吸。息。
② (活動を行う前の)気配。生気。きざし。 「春の-」 「新時代の-」
一驚する (大辞林 第三版)
居待月【いまちづき】
陰暦18日の夜の月。『万葉集』に「座待(いまち)月」とあるように、この夜の月の出は遅く、座してその出を待ったところから出た名という。限定的には、とくに仲秋の名月に続く陰暦8月18日の夜の月をいい、和歌や俳諧(はいかい)に多く詠まれている。「座待月明石(あかし)の門(と)ゆは 夕されば潮を満たしめ 明けされば潮をかれしむ」(『万葉集』3、作者不詳)とあるように、この夜の月は明け方近くまで明るいところから、「明(あ)かし」と同音の「明石」に掛かる枕詞(まくらことば)としても用いられている。 (日本大百科全書)
いみじくも
非常にうまく。適切に。「暑さ寒さも彼岸まで、とはいみじくもいったものだ」
(デジタル大辞泉)
威容【いよう】
人や建物のりっぱで威厳のあるようす。威勢のあるりっぱな姿。「威容を誇る大聖堂」 (デジタル大辞泉)
苛立つ【いらだつ】
気持ちがいらいらして、じっとしていられなくなる。じれる。「―・つ気持ちを抑える」「じらされて、心が―・つ」
(デジタル大辞泉)
況や 【いわんや】
〘副〙 (動詞「いう(言)」の未然形に、推量の助動詞「む」と反語の助詞「や」とが付いてできた語) 下文の文頭において、上文の叙述からすれば、下文で叙述することは、ことばでいう必要があろうか、いうまでもなく、自明のことであるという意味を表わす。なおさら。まして。
( 日本国語大辞典)
韻【いん】
1 漢字の表す1音節のうち、頭子音を除いた部分の声調の違いによって、平(ひょう)・上(じょう)・去(きょ)・入(にゅう)の四声に分類した区別。これをさらに分けて、古くは206韻としていたが、のちに整理されて106または107韻となった。
2 詩歌で、同一または類似の音を、一定の位置に繰り返し用いること。
(デジタル大辞泉)
允許【いんきょ】 : 認め許すこと。許可。「―する」 (大辞林 第三版)
慇懃無礼【いんぎん-ぶれい】
言葉や態度などが丁寧すぎて、かえって無礼であるさま。あまりに丁寧すぎると、かえって嫌味で誠意が感じられなくなるさま。また、表面の態度はきわめて礼儀正しく丁寧だが、実は尊大で相手を見下げているさま。▽「慇懃」は非常に丁寧で礼儀正しいさま。 ( 新明解四字熟語辞典》
陰霖【いんりん】 :長く降り続く雨。 (大辞林 第三版)
Q&A :美しい日本語の辞典より(重複あり)
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一介
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威風堂々
いぶし銀
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