第45話 キャンディリング9

田中の挙動はすぐに知れた。黒田たちが確認したところによると、大介が田中に電話をした直後に、勤務先である神奈川芸術高等学校を出て、キャンティリングのツインボーカルのうちの一人の家と、桜木町にあるマイの家に行ったとのことだった。いずれも横浜市内だが、ボーカルのもう一人とギターの子、ドラムの子は別の街から通っているらしい。そちらに行ったという報告はない。




俺は黒田に、一旦合流するよう頼んだ。そして店内に戻り、大介に田中を呼び出すよう言った。これで、俺と綾子と高瀬、大介、瀬川、黒田、そして田中理事長が集まることになった。




大介は下を向いたまま項垂れていた。綾子は苛立ちを隠そうともしていなかった。高瀬は何もせずにじっと場を見守っていた。俺は杉本くんを連れて店内に戻ったが、すぐに狭いと気付き、場所を移すことを決めた。




「大介さん、事務所使えますか?」




「いや、今は子どもがいるのでちょっと……」




「綾子さん、ホテルでもどこでもいいから場所を取ってくれないか?」




「わかりました。すぐに。」




綾子は立ち上がって個室を出て、すぐに戻ってきた。




「すぐ近くにあるメルパルクというホテルの会議室が使えます。」




「わかった。」




俺たちは立ち上がり、店を出た。大介が瀬川に連絡を入れていたので、俺も黒田に電話をして場所を告げると、黒田は店の前で待っていた。杉本くんの車と黒田の車、大介も車だったため、三台が連なってホテルに向かった。












会議室は大会議室だった。急遽だったが、机や椅子がしっかりとセットされていた。瀬川がすぐに来て、やや遅れて田中も来た。




神谷一樹 オフィス神谷代表


中村綾子 オフィス神谷


高瀬修一 神谷建設


瀬川大介 元町芸能プロダクション


田中浩三 神奈川芸術高等学校


瀬川彰造 白川組


黒田 隆 千葉県警


杉本達也 オフィス神谷




地位や立場がバラバラな面子がホテルの会議室に揃った。綾子が口を開こうとしたときに、綾子自信の携帯が鳴った。




「会長、ACEの方です。」




「わかった。俺が進めてます。」




綾子は頭を下げて会議室を出ていった。俺は綾子に変わって会議を進めた。




「急にすいません。お集まりいただきありがとうございます。オフィス神谷代表の神谷です。よろしくお願いいたします。」




俺は立ち上がって礼をした。瀬川は黒田のことを、黒田は瀬川のことをもちろん見知っていたが、田中は黒田を知らない。そして全員に面識がないのは高瀬くらいだった。




「会長さん、できれば手短にお願いしたいのだがね。」




田中がいきなりそう言い放った。




「おい、てめえよ!」




大介が座ったまま怒鳴ったが、田中は動じなかった。他のメンバーは、顔色を変えずに田中を見た。




「理事長、お忙しいところ本当にすいません。私が個人的に元町プロの最大出資者として、確認しなければならないことがあるんです。あまりにも見えない動きが多すぎるので。」




俺がそこまで言ったときに、綾子が再び入ってきた。そして俺の耳元で、ACEとの契約が決まり、担当者が横浜に来ると囁いた。俺は頷いてメンバーを見た。




「ACEという広告会社との契約が決まりました。業界大手です。」




大介はじめ、瀬川、田中、黒田、その場の誰もがポカンとしてこっちを見た。




「皆さんはどう思っているかわかりませんが、キャンディリングを元町プロからデビューさせる路線は既に出来上がっています。ACEはかなり信頼できます。過去にうちのグループ会社との取り引きがありました。金を出しただけ効果的な仕事をしてくれると聞きました。初期費用で一億円を見込んでいます。」




綾子を見ると、綾子は頷いた。




「さらに、自社ビルの着工です。これはうちでやらせてもらいます。」




高瀬を促し、高瀬に説明をさせた。スクリーンに写し出された地上七階、地下二階の自社ビルは、パソコンの画面で見たときよりも数段立派なものに見えた。高瀬は要点をかなり絞って説明した。本来なら倍以上かかるであろう説明を、二十分足らずで終わらせた。それでも、誰もがぐうの音も出ないほど納得していた様子だった。




「自社ビル、広告、さらにオフィス栄の情報、この三点を保護者会で説明して、必ず移籍をストップさせます。」




田中はじっとスクリーンを見ている。瀬川は何度も首を縦に振った。大介は田中を睨み付けた。綾子は成り行きを見守っているが、マイのことを考えているのは明白だ。それぞれの思惑が、ロの字の中央で交差した。




「でも、まだキャンディリングのデビューには不安が残ります。一つはマイさんの問題、もう一つは白川組と田中理事長です。はっきり言います。あなたたちがこれ以上動くのであれば俺は手を引きます。出資の話はなし。オフィス栄に任せた方が何倍もマシです。」




大介が真剣な目で俺を見た。田中は例によって表情を全く変えなかった。瀬川は鋭い目付きをしたが、他のメンバーの手前か、感情を圧し殺しているように見えた。




「どっちから説明してもらえますか?」




俺は田中と瀬川を見た。すぐに田中が反応した。




「説明も何も、会長さんにそんなことを言う資格があるんですか?」




「どういうことですか?」




「先日のお話、忘れたわけじゃないですよね?大学の名簿の不正利用と、ヤクザへの資金提供ですよ。」




「あなたね、それとこの件は何も関係ないでしょう。」




綾子が割って入った。




「いや、会長さんならわかるはずです。会長さん、ここは大人しく出資したほうがいいんじゃないですか?事が露見したら神谷建設さんが被るダメージは相当なものですよ。」




田中は前回と同じようにうっすらと笑みを浮かべた。ただし今日は、黒田もそれを見ながら小さく笑っていた。




「つまり、出資しなければバラすということですか?」




「そうは言ってませんよ。でもバレたら大変なことになりますよね。大損害だ。」




「そうですね。でも、事実無根です。」




「証拠がありますよ。」




「どんな証拠ですか?」




「それは言えません。」




田中は、まるで幸せを噛み締めるかのような笑みを浮かべた。目を細め、不自然に白く整った歯を見せた。




「あなたたちのごっこ遊びもおしまいです。あとは私が引き受けますよ。私なら保護者からの信頼もありますしね。」




「おい、なんでてめえが出てくんだよ!」




大介はでかい声を出したが、途端に田中は机を叩き、それまでとは全く違う声を出した。




「いちいち騒ぐな!だからガキなんだよおまえは。」




綾子の肩が、一瞬ビクッと動いた。大介もそう返されるとは思わなかったのか、咄嗟に言葉が出てこないでいる。ついに田中が正体を表した。燃えるような目で大介を見た。大介は、顔に余裕がなくなっていた。そして、チラッと俺の方を見た。それにつられて田中も俺の方を見た。鬼の形相で俺を睨んでいた。ただ、今一迫力に欠ける顔ではあった。俺の知っているヤクザとは決定的に違うと思った。そのときに、この人は本物の素人だと悟った。




そして次の瞬間、田中は興奮したのか、とんでもないことを口走った。




「金を出さなかったらどうなるかわかっているんだろうな。おまえの会社メチャクチャにしてやるぞ。」












俺は黒田を見たが、黒田は声を出さずに笑っていた。




「おい、あんたなにを笑っている。ふざけてんじゃないよ!」




田中は黒田にも噛みついた。俺は黒田の意図に気付き、失笑せざるを得なかった。




「田中さん、今のはまずいんじゃないですか?」




黒田はニヤニヤと笑ったままそう言った。田中はなんのことかわからないという感じで、じっと黒田を見た。




「脅迫ですね。懲役です。二年。」




黒田は警察手帳を出して、机の上に投げた。




「ま、初犯なら執行猶予かな。」




初犯、と聞いて、田中はようやく気付いた様子を見せた。その顔からは、たちまちどんな色も消え去った。俺は口調を変えずに田中に言った。




「理事長、脅迫の前に名誉毀損です。確実に訴えますんで。裁判所からの郵便物、神奈川芸術高等学校宛に送りますね。マスコミにもリークしますんで。」




田中は口の中でなにかを呟いた。しかし、それを大介の大声がかき消した。




「てめえ、なんか文句あんのかよ!」




大介は、今度は顔に余裕があった。そして、逆に机を叩いて挑発した。




「証拠があるんだぞ。」




田中は辛うじてそう言った。




「こっちも証拠はありますよ。」




俺は高瀬の顔を見た。高瀬は机の上に出していたボイスレコーダーを手に取り、顔の辺りで左右に振った。




「理事長、俺は大学の名簿を悪用したことは一度もないし、ヤクザに資金提供したこともない。証拠があるなら好きにすればいいじゃないですか。」




すると、田中は立ち上がり、俺を睨み付けながら外に出ようとした。




「どこへ行くんですか?」




黒田が聞いた。




「後悔させてやるからな。」




田中はドアに手をかけながらそう言った。




「今逃げたら懲役延びますよ。」




「私が知るか!」




田中は凄んで会議室を出ていった。




「あーあ。」




黒田はニヤニヤしながら、待機している同僚に電話をかけた。




「瀬川さん。今度はあなたから説明してください。大介さんを操ってなにをしようとしているんですか?」




俺は田中は放っておいて良いと判断した。そして瀬川を問いただすことにした。瀬川は、さすがに状況を解っていた。




「会長、少し誤解もあったようですが、まず白川組としてはこの件に関わっていません。あくまで私が個人的に息子に協力していたまでです。その中で、多少欲に目が眩んで判断を間違えたこともありました。お詫びします。この通りです。」




椅子から立ち上がって直立不動で頭を下げた。




「具体的に何をしたんですか?」




すると、瀬川より先に大介が口を開いた。




「マイの問題で動いたのは親父です。目立っていたツイートを消してくれたんです。」




確かに、今現在、ネット上でマイに関するどんな話題も目にすることはない。元々、一つのツイートのみだったが、そこに貼られていた画像は、DVDのパッケージだった。それがなんというタイトルだったか、もう忘れてしまっていた。すでにツイートは削除されたが、もう探しようもない。




「それだけじゃない。DVDの出版社と話をつけてくれて、あとネットの通販サイトで売られていた中古品も処理してくれたんです。」




「なるほど。じゃあ、もうマイさんと児童ポルノを結びつける決定的な証拠はなくなったわけですね。」




俺がそう言うと、大介は頷いた。俺は高瀬や綾子を見た。すると綾子が核心をつく質問をした。




「その弱みを握ったままデビューさせたかったというわけですか。」




綾子のその発言に、大介は言葉を詰まらせた。綾子は大介を睨んだが、すぐにその相手が大介でないことに気付いたようだった。




「会長、皆様方、それは誤解です。他はともかく、私はキャンディリングの味方のつもりです。」




瀬川は明るく丁寧に話そうと努めているように感じた。




「他は、ね。」




黒田が意味あり気に呟いた。




「瀬川さん、他はってどういうことですか?瀬川さん自身と田中理事長の他に、誰がこの件に絡んでいるんですか?」




「会長、直接関わっているのは私だけです。」




瀬川の物言いはまどろっこしかった。さっきから瀬川の背後に何者かの影が見えたが、それを瀬川自身が俺たちに知らしめているかのような話し方だった。大介が以前、源藤会が関わっていると言っていたが、それを隠しているのか、それとも別物の何かか。考えていても仕方がないので、直接聞いてみることにしたが、俺が聞くより先に綾子が詰問していた。




「直接、間接はいいですので、関わっている全員を教えていただけませんか?」




綾子は俺以上にマイのことを想っていた。のらりくらりしている瀬川に対して、苛立っていたに違いない。俺は、以前木更津の産廃施設でもらった小指のことを思い出した。中原さんは、あれはパフォーマンスだと言ったが、あながち間違いでもなかったのかもしれなかった。それほど今の瀬川には、胡散臭さがあったのだ。




「関わったのは私と、私の部下、それに源藤会の若い衆です。」




黒田はメモを取り始めた。












「源藤会森一家若狭組、森一家佐倉組、二本松一家安井組、それに白川組ね。」




「いえ、白川組としては関わっていません。あくまで私と若いの二人だけです。上には話はいっていません。」




「そんなに集まって何をしたの?」




黒田は、やや尋問口調になった。瀬川は丁寧に答えた。一つひとつの行動に理解を求めるかのように。




「はい。ネット上の個人を特定したのです。源藤会が持っている技術は一昔前では最先端のものと言われていましたので。」




「そんなことが可能なんですか?」




俺は半信半疑で聞いた。




「源藤会は解析のプロ集団なのです。ちょっと詳しいというレベルではありません。それで商売をしていますから。」




俺は黒田を見た。黒田は真剣な眼差しで手帳になにかを書き込んでいた。




「つまり、瀬川さん個人がその人たちにツイートの特定を依頼したということ?」




「はい。」




「それ以外に何かあったの?」




「源藤会は、書き込みの内容を見て金になると判断したのです。それで、森一家の若頭である早坂という男から私に、直々に声がかかって、スキャンダルを完全に押さえる代わりに、追加で三千万円を要求されました。」




俺は大介を見た。大介も目を丸くしていた。瀬川は大介の方は見ずに続けた。




「私は条件付きで了承しました。つまり、キャンディリングが移籍した場合には三千万円を即金で支払うこと。元町プロからデビューした場合には、一千万円を即金で渡し、さらに三千万円を支払うが、スキャンダルに関するネタは全て引き渡すこと。デビューしなかった場合は金を払わないということ。」




「親父!」




大介が叫んだが、瀬川は右手の平を見せて大介を制止した。




「若頭の早坂もその条件を呑み、元町プロからデビューさせるのに協力すると約束してくれたのです。それが土曜の話です。」




土曜日、ライブの翌日、俺がオフィス栄に行く前の日だった。




「日曜と月曜を使って、早坂たちはツイートを特定したそうです。そして、火曜には行動に移していました。直接会いに行ったのです。」




「直接ですか?」




嫌な予感しかしなかった。




「投稿者は横浜市内にいました。調べたらマイの同級生だったらしいのです。直接家に行き、親のいる前でツイートを削除させて、親に対しても脅しをかけたそうです。」




最悪だ。でも、効果的だ。少なくても、そいつの周りで同じようなことをしようとする者はいなくなるだろう。




「それと平行して、DVDを出版した会社にもコンタクトを取ったそうです。こちらは既に潰れていましたが、当時の代表を探し出し、マイのDVDの原盤を完全に破棄させました。さらに、通販サイトで手に入れられるDVDは全て買い集めたそうです。」




皆、瀬川の話を真剣に聞いていた。聞く限りでは、源藤会、森一家の早坂という男は、完璧な仕事をしていた。




「ですが昨日の夜、早坂がもう一度接触してきました。そして、スキャンダルに関するネタは、組の規定で外部に渡すことはできないと言ってきたのです。」




大介の目が宙を泳いだ。綾子も反応した。




「それって…」




「はい。デビュー後に揺する気でいるのだと悟りました。今現在、スキャンダルに関するネタは全部早坂に握られてしまっています。DVDの会社も、マイの同級生のことも、細かな情報は私は何も知らされていません。」




重たい空気になった。気づけば夕方近くになっていた。源藤会の扉をこじ開けて力づくでネタを奪い取ることは、さすがにまずいだろう。いざとなればそれも選択肢に入ってくるとは思うが。












しばらく沈黙が続いたあと、綾子の携帯が鳴った。ACEの担当者からだった。綾子が部屋から出たのと同時に、俺たちは思い思いに身体を伸ばしたり携帯を見たりした。




「瀬川さん、あとは話していないことはないんですか?」




俺は水を飲みながら聞いた。




「これが全てです。会長に不義理はしません。」




俺は頷いて、黒田を見ると、携帯でなにかをしていた。大介は事務所だろうか、電話をして指示を出している。杉本くんは訳もわからないなりに、自分で取ったメモを見返していた。俺は高瀬に、こういう事情でも着工は可能なのか聞いてみたところ、




「もちろん可能です。ただ、個人的なアドバイスとしては、もう少し様子を見た方がいいんじゃないかとは思います。」




高瀬は四十代で、神谷建設営業部の統括部長という役職に就いている。時期部長だと聞いた。高瀬の言うことは素直に聞いた方がいいだろう。源藤会がキャンディリングのスキャンダルを押さえていることで、元町プロダクションには一気に暗雲が立ち込めた。大介には悪いが、事態が動き出すまで日和見をさせてもらう方が賢明だ。中原さんの意見も聞きたかった。俺はペットボトルに余っていた水を一気に飲んだ。目の前に、岡本の顔がちらついた。












綾子が、ACEの担当者を連れて戻ってきた。女だった。俺たちに自己紹介をした。中西恵理と名乗った。年は綾子と同じくらいだろうか。綾子よりも肌が白く、痩せて、目の大きい、何もしなくても笑顔が浮かんでいるような女だった。




「わざわざお越しいただいてすいません。」




俺が頭を下げると、恵理は笑顔を崩さぬまま俺よりも頭を下げた。




「よし、保護者会の準備に切り替えましょう。」




俺の一声で、場が動き出した。




俺と大介、綾子、恵理、高瀬、杉本くんは、元町プロの事務所に向かい、黒田と瀬川はそれぞれ別れた。




「あの、私いきなり保護者説明会に出ちゃって大丈夫なんですか?」




恵理が聞いたので、大介が、大丈夫っす!と答えた。恵理の顔には不安が滲んでいた。来て早々に重大な仕事を任されるのだ。仕方のないことだった。しかし、この保護者会に全てがかかっている。時間をかければかけるほど、状況は不味くなっていくのだから、ここは多少バタバタしてもやるしかなかった。ここを乗り切れば事態は大きく動く。敵が源藤会だけに限られることになる。




「大介さん、頼みますよ。」




俺が大介に声をかけると、綾子も同じように応援した。高瀬も、「困ったら私に振ってください。」と言った。そしてなぜか、杉本くんも盛り上がってきた。出会って間もないが、このメンバーがすでに一つのチームのように感じた。そして俺は、綾子や高瀬を頼もしいと感じた。大介から見て、俺はどう思われているのか、俺も同じように頼もしいと感じてもらいたいと願った。












そんなことを考えていた。元町プロの建物が見えたときに、中原さんから電話があった。




「坊っちゃん、東京の探偵事務所に情報を流しておきました。というより、件の探偵の買収に成功しました。田中は明日、坊っちゃんが関与した神谷建設のインサイダー取引を新聞社に告発すると息巻いているそうです。」




俺は思わず吹き出してしまった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る