回転式極小空気銃(Turbine minimum air gun) 通称:唐箕ガン

 『ブォアォア』


パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ




南瓜の種が地面を抉る。


 鍬を持ちながらの全力疾走。


しかも、周囲は土手!元は野球場だから隠れる場所も無い!




 相手は一匹だが、種攻撃が強く、何より、活きが良すぎる!


 「唐箕ガン部隊!距離を取りつつ射撃で削れ!」


 鎌爪の農家さんが指示を飛ばす。


 それを聞いた少し離れた場所に居た農家さん達数名が何かを構えつつ、南瓜の周囲を不規則に旋回し始める。


映画の映写装置の様な、丸い厚みのあるディスクを立てて、そこから筒を伸ばしたような(●=)、妙な銃………?










●=パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ


●=パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ


●=パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ








 筒の先から何かが飛び出し、爆音が鳴る。


 思い出した。


 あの形状。唐箕そっくりだ。


 あれは確か元々空気の力で籾をふるい分ける道具。厳密には収穫に使う物では無かった筈………ノーグなのか?ノーグか。


 ただ、あれもノーグ。という事は、空気砲の一種か?


 そんな事は如何でもいい。


 南瓜の周りに展開されていた無数の蔦が千切れ飛ぶ。








 南瓜は慌てたのか、残った蔦を自分の周りに集めて防御を固め始めた。


 種の機関銃が止んだ。




>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>読んで下さる皆様へ

いつも読んで頂き有り難う御座います。

単刀直入ですが、もし、良ければ感想やフォロー等のフィードバックを頂いたり、他作もご覧になって下さい。お願いします。

ここが良かった。ここは少しこうした方が良いなどの改善点等が有りましたら是非お教えください。お願いします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る