第12話 『御鎮法』の訓練その②
翌朝、昨日のように朝食を終えた後、今日はラマニアも俺の部屋に来て一緒に『
ラマニアも一緒という事は、昨日のような
「よし。では二人とも、それぞれ『
ヴィアンテ様からの指示を受け、俺達は並んで両手を前に出して唱える。
「
「開け!『
俺の手の前からは光の塔が、ラマニアの手の前からは光の
そしてラマニアはその
「待った。ラマニアよ、『
「えっ?」
いつもならこの光の
「リンよ、お主の『
え?
今までは『
でもとりあえず言われた通り、『
「んっ……」
その瞬間、ラマニアの口から甘い吐息が漏れる。
そして
「うぁっ!?こ、これは……?」
「ふふ……」
なんだこれは!?
ラマニアの
その光景を眺めながらヴィアンテ様は薄く笑みを浮かべていた。
「そのまま続けよ。リン、慣れてきたら少しずつ激しくするのだ」
「は、はい」
しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅっ。
ラマニアの
しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅっ。
そんな同じ動きを何往復か繰り返した頃、変化を感じはじめた。
くちゅっ、ぬちゅっ、ぐちゅっ、ぬるっ。
「あ、あれ?」
「はっ、あっ!んっ!ふっ!んぅっ!」
音に変化を感じはじめた頃、気づくとラマニアの様子にも変化を感じた。
吐息に熱が
「ど、どうしたラマニア?大丈夫か?」
ラマニアの変化に戸惑い、思わず動きを
「リン!動きを止めるな!!もっと激しく
「はっ、はいっ!!」
にゅぶっ!ぶちゅっ!じゅぶぶっ!
『
「あっ!あっ!もっ、もうっ!こんなっ!私っ!もうっ!!」
「よしっ!今だ、リン!!挿入しろ!!」
「はいっ!!」
「ダメっ!まっ、待ってください!!」
じゅぷぷぷぷぷぅっ!!!!!!
『
「んはぁああああんっ!?」
その瞬間、今までで一番の
そしてラマニアは床に尻餅をついて倒れこんだ。
「ラマニア!?大丈夫か!!」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
ラマニアは肩で息をして失神している。
床は『
「どうだ?今までの挿入と違い、無理なくすんなり入っただろう?」
「そ、そう言えば……」
今までは光の
「これはどういう事なんですか?」
失神してしまったラマニアをベッドに寝かせ、俺はヴィアンテ様に
「これが『
そ、そうだったのか。
焦って無理に突っ込もうとするより、時間をかけて準備をすればこんなにもスムーズに挿入できるのか。
「で、でも、これじゃあ……ラマニアの状態を見てくださいよ!挿入の負担は無くなったかもしれないけど、ラマニアは失神してるんですよ!?」
「何を言っておる?何のための『
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